出版社内容情報
現代人のもつべき世界像・人間像構築のために！ 千葉大の学際的思想史講座から、古代ギリシアの秩序世界の思想、初期キリスト教における世界像・人間像、古代地中海世界に共通する人間像、中国思想における人間像、そして近代科学が捉えてきた諸相 ──新時代の「知の体系」への多面的なアプローチ。
Ⅰ 秩序世界の構築 ──古代ギリシアにおける世界像および人間像…………和泉ちえ
Ⅱ 聖書とその周辺の世界像・人間像 …………………………………………… 加藤 隆
Ⅲ 古代地中海世界と“帝国主義”の思想………………………………………保坂高殿
Ⅳ 中国における人間の本性に関する議論の歴史 ……………………………… 横手 裕
Ⅴ 近代科学による世界像・人間像の変遷……………………………………… 小川 劯
内容説明
新時代の「知の体系」への多面的なアプローチ。古代の英知と科学思想の展開を読む。
目次
１ 秩序世界の構築―古代ギリシアにおける世界像および人間像
２ 聖書とその周辺の世界像・人間像
３ 古代地中海世界と“帝国主義”の思想
４ 中国における人間の本性に関する議論の歴史―中国人性論概説
５ 近代科学による世界像・人間像の変遷
著者等紹介
小川〓［オガワツヨシ］
千葉大学名誉教授。物理学基礎論・物理学史
和泉ちえ［イズミチエ］
千葉大学文学部助教授。ギリシア哲学・古代科学史
加藤隆［カトウタカシ］
千葉大学文学部助教授。新約聖書学
保坂高殿［ホサカタカヤ］
千葉大学文学部助教授。古代キリスト教史・ローマ史
横手裕［ヨコテユタカ］
千葉大学文学部助教授（２００３年４月より東京大学文学部助教授）。中国思想史
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