内容説明
緊急増補出来!!日本を「歴史認識の呪縛」から解き放つために、韓日歴史共同研究委員会のメンバーでもある著者が提唱する対話への道。
目次
第1章 二一世紀の韓国の歴史教育について
第2章 韓国の教育改革について―「世界化」に逆行する歴史教育軽視
第3章 苦悩する韓国の近現代史教育―韓国を騒がせた「近現代史波動」とは何か
第4章 韓国の歴史教育にみる日本―「国史」教科書に日本はどう書かれているか
第5章 日本の歴史教育にみる韓国―「日本史」教科書に韓国はどう書かれているか
第6章 日本の歴史教育について―新学習指導要領の分析から
補章 共生のための韓日の歴史対話―未来に向けてのオデュッセイア
著者等紹介
鄭在貞[テイザイテイ]
1951年生まれ。1974年ソウル大学校師範大学歴史教育科卒。1982年東京大学大学院人文科学研究科修了(文学修士)。1992年ソウル大学校大学院国史学科修了(文学博士)。韓国放送通信大学校教授(1983~94)を経て1994年から現職のソウル市立大学校国史学科教授。その他、日本放送教育開発センター客員教授、東北大学東北アジア研究センター客員教授、国際日本文化研究センター外国人研究員等を歴任。また、韓国関係史学会会長、歴史教育研究会・韓国史研究会・歴史問題研究所・経済史学会などの理事を歴任、両国政府主導で設置された韓日歴史共同研究委員会第3分科(近現代)の韓国側メンバーでもある。専門分野は、近代韓日関係史(特に植民地期の社会経済史)、韓国と日本の歴史教育及び歴史認識(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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