内容説明
本書の内容は、多くの先人が築きあげた伝統的な考え方をまず最初に記述し、以降現在までの技術の展開過程を説明し、ついで緑化工に関する基礎的事項や新しい緑化成績の調査のしかたにふれ、後段において先端的技術や施工困難地の技術について紹介している。
目次
1 治山・砂防緑化技術の沿革と発展の過程
2 荒廃地の種類とその安定法
3 植生による水土保全機能
4 地盤安定の基礎工
5 対象地の環境解析と施工方針の確立
6 治山・砂防における植生導入法
7 緑化工用樹草種の特性と選択
8 木本植物の成立のための導入法
9 施肥、客土など養料の施用法
10 施工跡地の調査法
11 緑化施工地の実態と維持・保育管理法
12 きびしい環境条件をもつ荒廃地の緑化工と施工事例