出版社内容情報
世界の注目を集めるハードシェークの第一人者、上田和男氏の半生とそのカクテル技法
1998年、摩天楼のニューヨークでシェーカーをふった上田氏のカクテルの評判は、ニューズウィーク紙にも取り上げられたほど。アメリカをはじめ、ヨーロッパのバーテンダーのこころを掴んだ上田和男の繊細で力強い「ハードシェーク」とは一体どのように生まれたのか? そしてどのように進化していったのか?
バーテンダーやカクテル愛好家ならば誰もが一目をおく「ハードシェーク」に至るまでの道のりを、日本のバーの歴史を交えながら辿っていく。上田氏の知られざる一面がはじめて語られる、ファン垂涎の一冊。
目次
第1章 レジェンドへの道(嘆きの摩天楼;原点回帰への模索)
第2章 バーテンダーへの道(ホームバーに魅せられた少年;母への裏切り ほか)
第3章 ハードシェークへの道(コーヒーの大家に教わる;三段振りからハードシェーク ほか)
第4章 カクテルへの道(技術はこころの表れ;舌を読む ほか)
第5章 上田和男、饒舌なカクテル(ギムレット;サイドカー ほか)
著者等紹介
達磨信[ダルママコト]
1958年生まれ。フリーコピーライター。1984年より30年以上洋酒の仕事をつづける。現在、ディレクション、コピーライティングの傍ら、サントリーホームページにカクテルエッセイ「オンドリのしっぽ」、バーボンエッセイ「アメリカの歌が聴こえる」を連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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