目次
前篇 継続賃料評価についての基本的考察(不動産の価格と賃料の相関関係と継続賃料評価の手法;継続賃料とは何か―契約等によって縛られている経済価値;継続賃料鑑定評価の学際性と「鑑定人」の役割;地代等自動改定特約の拘束力と鑑定評価 ほか)
後篇 継続賃料を巡る鑑定と司法の判断(建物賃貸借契約での賃料減額請求を巡る訴訟において、裁判所が、継続実質賃料から保証金、敷金の運用益を控除して適正賃料とした鑑定結果を採用せず、請求を棄却した事例―東京地裁平10.10.7民事第30部判決・確定;いわゆるサブリース契約最高裁(3)判決に基づく差戻審東京高裁平16.12.22第12民事部判決
オーダーリース契約での賃料減額請求に係る最高裁平17.3.10―小法廷判決、破棄差戻
土地の適正な継続地代のありどころを巡る事件において、裁判所が独自の考えに基づいて推定される適正な地代のありどころを根拠として、原判決を取消し、借地人の減額請求を棄却した例―東京高裁平14.10.22第19民事部判決 ほか)
著者等紹介
大野喜久之輔[オオノキクノスケ]
1930年、大阪市生れ。神戸大学名誉教授、広島市立大学名誉教授。経済学博士(神戸大学)。日本学術会議会員(18期)、ロシア東欧学会副代表理事、(社)日本不動産学会常務理事などを歴任。(社)日本不動産鑑定協会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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