内容説明
「冷暖」の時代は終った。「いい家」が欲しい。の著者が勧める「住み心地いちばんの家」づくりとは。「ゼロ・エネ」よりも大切なことは、健康寿命を延ばすことだ。「涼温な家」は、脳を活性化する!
目次
第1章 進化する家づくり(「高気密・高断熱」の始まり;「外断熱(外張り)」 ほか)
第2章 住み心地を保証できるのか?(アフターメンテナンスされない換気装置;シックハウス対策 ほか)
第3章 涼温な家(「なんだ、エアコンを使うの?」;逆転の発想 ほか)
終章 家に何を求めるのか?(「涼温な家」づくりの原点;老後を支えてくれる一番確かなもの ほか)
著者等紹介
松井修三[マツイシュウゾウ]
1939年神奈川県厚木市に生まれる。1961年中央大学法律学科卒。1972年マツミハウジング株式会社創業。木造軸組による注文住宅造りに専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ばしこ♪
5
気密性、断熱性、換気性。3点を高めることで、温度差のない環境をつくりあげることができるでしょう。でも、エアコンは必要ですよ…2017/02/15
skr-shower
1
住み心地の良い家造りは、ますます難しくなりそうだ。良い家の建て方が標準になるのが良いが。2019/02/20
あきぶ
0
著者の主張はよくわかるけど、定性的な話が多くもっと技術的な内容があると良かった。デメリットももっとオープンにすべきでしょう。 とは言うものの、もし今後家を建てることがあったなら大変参考になる一冊でした。2016/05/05
小原なお美
0
私には役に立たないと思った。というのも、これは「戸建て」対応しか考えてないからです。 集合住宅(マンション、アパート、団地なんでもいいですけれど)は、完全に対象外として扱っていません。 すべての人が、戸建てを購入できるわけではありませんし、かといって戸建てが楽に買えるほど、地価のやすいところに行ったとして、通勤や通学が負担になってしまってはどうしようもないですから。2014/10/17