内容説明
形成外科という分野は、究極は傷跡のない治療法を求めてやまない分野です。しかし現実にはいまだそこまでは解明されていません。結局いかにきずを目立たなくするかという目標に最大限近づくための方法を示すのが、本書の主旨です。
目次
創傷(きず)の種類と治り方―きれいなきずになるまでの考え方
保存的に治すには―消毒剤・外用剤・創傷被覆材の種類と使い方
手術で治すには―形成外科の縫い方と皮膚移植
急性創傷(新しくできたきず)の治し方―新しいきずがきれいに治るには
指のきずの治療と管理―指の治療で気をつけること
慢性創傷(古くからあるきず)の治し方―古いきずを治すには
褥瘡(とこずれ)の治し方
放射線潰瘍―放射線でできた潰瘍はなぜ治りにくいか
下腿潰瘍・壊疽―足の潰瘍はなぜ治りにくいか
熱傷・瘢痕・瘢痕拘縮―やけどとその後遺症はどうするか
ケロイドと肥厚性瘢痕
スキンケアの実際
きずあとのリハビリテーション
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