出版社内容情報
プロ・アマ問わず大流行の雁木戦法。現代将棋において、居飛車を指すなら雁木を避けて通ることはできません。
「見よう見まねで雁木を指してみたら、急戦であっという間に潰されてしまった」
「雁木に組めたのはいいけれど、あとの指し方がわからずに負けてしまった」
こうした苦い経験をした方はたくさんいらっしゃることでしょう。
本書は関西の新鋭・井田明宏四段が、雁木戦法のコツを「1手ずつ解説する」形式で丁寧にわかりやすく解説したものです。「棒銀」や「右四間飛車」などの急戦に潰されない駒組みの仕方や、反撃に回るタイミングを体系的に学ぶことができます。
ぜひ本書を読んで、雁木を得意戦法にしてください。
内容説明
わかりやすい駒組みでどの作戦にも対応できる!相居飛車戦の心強い相棒。カウンターを決めて勝ちまくれ!
目次
第1章 対棒銀
第2章 対早繰り銀
第3章 対右四間飛車
第4章 対矢倉
第5章 相雁木
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PARO
2
相居飛車の将棋をほぼ雁木で指すことができればいいなと思い購入しました。角道を閉じてもカウンターの攻撃力があるので面白い戦法です。相手次第で一手損角換わりの将棋もあるので毎回雁木が出来ることはないですが再現性の高い作戦です。個人的に対抗形の将棋は居飛車をもちたいので、相居飛車は雁木でやっていきたいかも。本書の対右四間の定跡は変化が激しい戦いになるので、個人的には55歩で相手の角道をケアしながらの指し方のほうがいいかも。右玉には地下鉄飛車。2024/09/29
pani
0
分かりやすかった。棒銀に対して雁木では対策できなくて困っていたが受け方が分かった。2025/03/02