出版社内容情報
「仏教」「禅」を難しいものとは考えていませんか。実はこれらは普段から私たちに根付いています。『禅の風』は禅を日常生活に取り入れ、現代人に「心の平穏」とは何かを教えてくれるシリーズです。
【巻頭対談】2011年4月より曹洞宗大本山總持寺貫首・曹洞宗管長を務める江川辰三(えがわしんざん)禅師が、俳優・画家の片岡鶴太郎さんを迎え、人生における「出会い」の尊さについて、釈尊(釈迦)の教えや曹洞宗の考え方を交えながら語り合いました。
【特集】「太祖瑩山禅師 ~絵伝で読む生涯」。瑩山(けいざん)は、曹洞禅を日本に伝えた道元から数えて4人目の祖師。禅の実践と哲理を極めたのが道元なら、間口を広げ、信仰の大衆化に寄与したのが瑩山です。今回は駒澤大学図書館蔵の全54図の絵図を掲載、曹洞宗の「もう一つの原点」瑩山の生涯をご紹介します。
【シリーズ「新しい風」】兵庫県新温泉町・安泰寺のドイツ人住職ネルケ無方(むほう)師を取材。壇家ゼロ、自給自足。しかし各国から修行者が集い、年間1,800時間の坐禅を中心に生活しています。安泰寺の魅力とネルケ師の思いをお伝えします。
【ルポルタージュ「心に寄り添い、ともに生きる」】東日本大震災の被災地で支援活動をしている青年僧侶たちの思いと実像。宮城県の亘理町、山元町、福島市の避難所などでボランティア活動を取材しました。炊き出しや瓦礫除去のほか、被災者の話を傾聴する「行茶」など、心身両面からの支援活動をレポートします。
【シリーズ「詣」】厳格な修行道場であると同時に「火伏せ」で知られる秋葉信仰の拠点、静岡県袋井市・秋葉総本殿可睡斎(かすいさい)を取材。トイレの巨大な烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)像ほか、数々のパワースポットが参詣者を魅了する祈祷寺院でもあります。武田勢に追われた徳川家康が身を隠した「六の字穴」なども。ほか、シリーズ「釈尊のことば」は駒澤大学名誉教授・奈良康明さん。ルー大柴さんは、遠州流茶道準師範としての休日など、知られざる日常の「やすらぎ」をお寄せくださいました。



