内容説明
本書は入門書でありながら、我が国文化政策の現実態を水平把握し論点を整理、「実学」視点から体系化を試みた著者の集大成でもある。これから「文化政策学」を学ぶ方はもちろん、その全容を整理し直そうとする研究者にとっても必読の一冊。
目次
序章 文化政策学の体系と本書の構成
第1章 文化政策の基本方向
第2章 文化政策の基礎概念
第3章 文化政策の基本理念
第4章 文化法制と文化予算
第5章 芸術文化振興論
第6章 文化財保護論
第7章 文化施設運営論
第8章 地域文化振興論
第9章 国際文化交流論
著者等紹介
根木昭[ネキアキラ]
東京藝術大学教授、長岡技術科学大学名誉教授、法学博士。専攻は文化政策論。1943年岡山県生まれ。大阪大学法学部卒業。旧文部省各局、文化庁(宗務課長、芸術課長、文化普及課長)、長岡技術科学大学教授を経て、2003年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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