内容説明
思いがけない熱い口づけが、彼女を切ない片想いへ導いた。■財産目当てで言い寄る男たちにうんざりして、名家の令嬢マーリンは父と賭をした。一カ月間身元に気づかれることなく働けたら、もう結婚はしなくてもいいというものだ。作家の住み込みアシスタントとしての仕事も見つかり、マーリンは張り切って働き始めた。雇い主とも気が合い、楽しい毎日だったが、一つだけ問題があった。雇い主の息子キャメロンだ。彼はマーリンを貧乏で品のない女だと軽蔑し、ことあるごとに首にすると脅すのだ。笑顔でかわしながらも、マーリンは内心怒りに燃えていた。だが、ある日の出来事が二人の関係を大きく変えた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドンニ
7
大富豪の父親から結婚をせっつかれるヒロイン。自分に近寄ってくるのはお金目当てのは男性ばかり。お金がある事にうんざりしていたヒロインは、父親から「貧乏を装って1ヶ月生活出来たら、これ以上結婚しろとはいわない」と提案されます。結婚したくないヒロインは提案に乗り、紹介されたロマンス小説家のアシスタントとして住み込みで働く事に。ヒーローとヒロインの掛け合いがとても面白かった。ヒーローはこれはメロメロになっちゃうよね。ヒーロー娘が可愛かったのと、ヒーローの婚約者当て馬過ぎw ⭐︎⭐︎⭐︎☆ 星3.52016/09/15
francois
2
久しぶりに楽しくってわくわくするお話に出会いました。ヒロインお父さんが一番の功労者かな?2010/09/09