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内容説明
忘れ去られた70年代の韓国原風景、180点の写真を収録。
目次
1 朝鮮韓国研究のはじまり(文化人類学から朝鮮韓国研究;惹かれた民俗学の世界;水上生活漁民への関心 ほか)
2 珍島の調査研究(珍島をフィールドに選んだわけ;珍島の友人;不思議な話をする朴柱彦氏 ほか)
3 両班の村―安東(李退溪の宗孫;両班;漢学の世界 ほか)
著者等紹介
伊藤亜人[イトウアビト]
1943年東京都生まれ。東京都立明正高等学校、東京大学教養学部教養学科、同大学院社会学研究科修士を修了し、1970年より東京大学教養学部助手、同東洋文化研究所助手、ハーヴァード大学客員研究員、同教養学部助教授を経て、ロンドン大学SOAS上級研究員、ソウル大学招聘教授。東京大学大学院総合文化研究科教授。日本の民俗学への関心から東アジア社会の文化人類学・民族学へ転じ、1971年からは幾度にもわたって韓国を中心に東アジア諸地域の現地調査に従事。韓国では、済州島・珍島・安東・ソウルにおいて親族組織、信仰と儀礼、契などの相互扶助組織、農村振興とセマウル運動、儒教と教育、歴史認識、都市移住、祝祭の創造と地域活性化などの研究を行っている。また医療人類学、都市人類学、開発人類学などの応用人類学ないし実践的な研究の他、市民参加による「よさこい祭り」と地域活性化などにも関与している。1978年、日本民族学振興会より渋沢賞、2002年、大韓民国より文化勲章(王冠)を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。