内容説明
晴れた日曜日がくると、研究者は、文献と執筆と学生たちと学内政治から逃れ、山へ、川へ、高原へとさまよい出る。カバンに愛用のカメラをしのばせ、愛すべき“小さきものたち”の姿を追い求めて―愛情溢れる写真&エッセー。
目次
第1章 ツマグロヒョウモンとスミレ色の涙
第2章 ジャコウアゲハとお菊虫
第3章 キアゲハとブッドレア
第4章 ルリタテハとホトトギス
第5章 海を渡る青い蝶
第6章 北上するナガサキアゲハ
著者等紹介
木庭宏[キバヒロシ]
1968年大阪市立大学大学院文学研究科修士課程修了。1993年博士(文学)。神戸大学国際文化学部教授。専攻、ドイツ文学、民族社会論
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