内容説明
チャールズ・ダーウィンの孫娘が綴る思い出の記。本書に描き出されるのは1880年代から20世紀初頭にかけてのケンブリッジ大学、特にトリニティ・コレッジを中心とする知識人の私的生活のさまざまな面―ダーウィン家の人人を通して見た、この時代のインテリの生活や考え方である。1961年の初版以来、現在も版を重ね英米を中心に多数の読者の心を惹き付けてやまない。
目次
第1章 プレリュード
第2章 ニューナム・グレンジ
第3章 教育理論
第4章 教育について
第5章 淑女たち
第6章 紳士淑女のつつしみ
第7章 エティ伯母さん
第8章 ダウン
第9章 幽霊の夢・こわかったこと
第10章 5人のおじ
第11章 宗教
第12章 スポーツとゲーム
第13章 服装
第14章 社交界