目次
プロローグ そして私は相撲診療所の医師になった
私と力士たちの交遊録1
力士の体格の変遷
力士たちの“大きさ”に学ぶ
力士たちの健康状態を診る
力士たちの力と寿命を探る
酒に寛容、たばこに厳しい相撲界
私と力士たちの交遊録2
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
godon
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怪我をした力士などはまず国技館内にある「相撲診療所」に運ばれ、その後症状に応じて病院に搬送などの措置が執られる。この施設のボスが著者である。医師が書いているとはいえ堅苦しくないエッセイ調の読み物なので、割と楽しみながら読むことができた。特に驚いたのは、昭和53年という比較的最近になるまで相撲協会ではまともな健康診断が行われていなかったという点。面倒臭がる周囲を説き伏せて実現させた著者の貢献は大きいと思う。ただ、酒を礼賛してる点については「それはあんたが飲んべえだからだろ」とツッコまざるを得ない。2010/11/13
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