少年法適用年齢引下げ・総批判

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少年法適用年齢引下げ・総批判

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  • サイズ A5判/ページ数 333p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784877987510
  • NDC分類 327.8
  • Cコード C3032

内容説明

法制審部会で、適用年齢の18歳未満への引下げの審議が進められている。しかし、少年の精神的成熟、非行の実際、年齢引下げの刑事政策的効果などについて、充分な議論がなされていない。年齢引下げに関して、刑事法・犯罪社会学・児童精神医学・児童福祉各研究者と実務家の視点から批判的に考察。

目次

第1部 刑事法学からの考察(少年法適用年齢引下げ提案の批判的検討;少年法適用年齢引下げと少年法改正の歴史;少年法適用年齢引下げと民法の成年年齢―脳科学の観点から見た少年の成熟度と少年保護年齢設定の意義;少年法適用年齢引下げと脳科学;初年法適用年齢引下げと責任主義;少年法適用年齢引下げと適正手続;少年法適用年齢引下げと少年法の体系;調査からみる「若年者に対する新たな処分」;少年法適用年齢引下げの刑事政策的意義と効果)
第2部 犯罪社会学、児童精神医学、児童福祉からの考察(犯罪統計からみた少年法適用年齢引下げの問題点;非行少年はどのような人達で、なぜ少年法が必要なのか―児童精神医学の立場から;児童虐待問題に関わる立場から考える「少年法適用年齢の引下げ」;少年移送法は非行に対する効果的な抑止力となるのか?)
第3部 少年司法の実務からの考察(18歳・19歳犯罪者の処遇に少年院送致の選択肢がなくなる「少年法適用年齢引下げ」―家裁調査官としての視点から;「少年法適用年齢の引下げ」について考える―家裁の実務経験を踏まえて;少年法適用年齢引下げは、弁護実務をどのように変えるか―弁護士付添人の実務経験を踏まえて;本気で再犯防止を目指すなら―アセスメントの経験から;「性格の矯正」から「社会との共生」へ―少年院の視点から)

著者等紹介

葛野尋之[クズノヒロユキ]
一橋大学教授。1961年、福井県生まれ。1984年、一橋大学法学部卒業。1990年、一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学(法学博士)

武内謙治[タケウチケンジ]
九州大学教授。1971年、熊本県生まれ。2000年、九州大学大学院法学研究科博士後期課程修了。九州大学助手、日本学術振興会特別研究員(PD)、九州大学助教授、九州大学准教授をへて現職

本庄武[ホンジョウタケシ]
一橋大学教授。1972年、福岡県生まれ。2001年、一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゲオルギオ・ハーン

23
少年法適用年齢を17歳までとする案が有力だった時に出版された一冊。18歳から大人として刑法を適用することの問題点をさまざまな角度から指摘しており、読んでいくとどこが問題なのかさっぱり分からない私でも知ることができた。すぐに思いつく問題点を挙げても少年院に比べて刑務所の更正機能は低い(年齢層の幅が違うとはいえ19歳までの再入所率と20歳以上の再入所率は3倍も差がある)。そうなると従来は更正できていた18、19歳が更正できず再犯する可能性が高まってしまう。2022/02/09

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