内容説明
詩的言語に新領域を拓き、日本の近=現代詩に衝撃を与えた西脇順三郎。清冽な色彩感覚をもつ画家としても知られている。諧謔の精神をつらぬき、今なお新鮮な驚きを与える西脇作品の魅力を、当代の論客十四人が語り尽くす。
目次
豊饒の詩人・西脇順三郎
ロンドン時代の西脇順三郎
西脇先生と私
西脇先生の思いで
私の西脇順三郎
西脇順三郎私見
旅人つひにかへらず
西脇先生と白金界隈
西脇先生の関心事―年譜を追って
西脇先生の風流
西脇詩人の思い出
野原について―ぼくの順三郎体験
座談会 西脇順三郎の詩と絵画を語る