出版社内容情報
東北電力が新潟・巻原発計画を白紙撤回してから13年。町民の住民投票によって原発計画が断念されたのは、稀有な出来事と言ってよい。そこには、「巻原発・住民投票を実行する会」の粘り強い闘いがあった。その中心にいた弁護士がその住民投票運動の真の姿を伝える。
第1章 私の巻原発反対運動史
1 私が巻原発反対運動に関わった4つの時期
2 第一期??学生として原発反対運動に関わる
3 第二期??共有地主会での活動と町長選立候補
4 第三期??「住みよい巻町をつくる会」での運動
第2章 住民投票運動起こる
1 住民投票運動誕生のきっかけとなった94年町長選
2 「住みよい巻町をつくる会」との別れ、住民投票運動へ
3 どのような住民投票でなければならないか
4 「実行する会」の立ち上げと町当局、町民の反応
第3章 自主管理住民投票の成功と意義
1 推進派の激しい妨害と不退転の闘い
2 自主管理住民投票の成功とその要因
3 自主管理住民投票の成功がすべて
第4章 条例に基づく住民投票の実現と投票結果
1 佐藤町長の臨時町議会招集と流会
2 町会議員選勝利と住民投票条例の成立
3 原発推進派の住民投票条例無効化の策謀
4 佐藤町長リコールと笹口町長の誕生
5 住民投票の実施と結果
第5章 その後の運動の停滞
1 笹口町政への失望
2 坂下志町会議員のリコール
第6章 町有地買取りと裁判闘争
1 99年4月25日の町議選
2 なぜ町有地を買い取るのか
3 町有地買取りのために克服すべき法律上の課題
4 売買を極秘で行わなければならなかった理由
5 推進派の提訴とわれわれの勝利
6 2000年町長選挙??笹口再選
第7章 最後の危機??岩室村・潟東村との合併話
1 寝耳に水の合併話
2 合併阻止
第8章 最高裁の上告不受理と東北電力の撤退
1 2003年町議選
2 2004年1月18日町長選に向けて
3 巻原発計画を白紙撤回した東北電力
おわりに
〔資料1〕年表
〔資料2〕坂下志議員の公開質問に対する「実行する会」の回答書
〔資料3〕町有地訴訟??訴状(請求の趣旨と請求原因)
〔資料4〕町有地訴訟??答弁書
第1章 私の巻原発反対運動史
1 私が巻原発反対運動に関わった4つの時期
2 第一期??学生として原発反対運動に関わる
3 第二期??共有地主会での活動と町長選立候補
4 第三期??「住みよい巻町をつくる会」での運動
第2章 住民投票運動起こる
1 住民投票運動誕生のきっかけとなった94年町長選
2 「住みよい巻町をつくる会」との別れ、住民投票運動へ
3 どのような住民投票でなければならないか
4 「実行する会」の立ち上げと町当局、町民の反応
第3章 自主管理住民投票の成功と意義
1 推進派の激しい妨害と不退転の闘い
2 自主管理住民投票の成功とその要因
3 自主管理住民投票の成功がすべて
第4章 条例に基づく住民投票の実現と投票結果
1 佐藤町長の臨時町議会招集と流会
2 町会議員選勝利と住民投票条例の成立
3 原発推進派の住民投票条例無効化の策謀
4 佐藤町長リコールと笹口町長の誕生
5 住民投票の実施と結果
第5章 その後の運動の停滞
1 笹口町政への失望
2 坂下志町会議員のリコール
第6章 町有地買取りと裁判闘争
1 99年4月25日の町議選
2 なぜ町有地を買い取るのか
3 町有地買取りのために克服すべき法律上の課題
4 売買を極秘で行わなければならなかった理由
5 推進派の提訴とわれわれの勝利
6 2000年町長選挙??笹口再選
第7章 最後の危機??岩室村・潟東村との合併話
1 寝耳に水の合併話
2 合併阻止
第8章 最高裁の上告不受理と東北電力の撤退
1 2003年町議選
2 2004年1月18日町長選に向けて
3 巻原発計画を白紙撤回した東北電力
おわりに
〔資料1〕年表
〔資料2〕坂下志議員の公開質問に対する「実行する会」の回答書
〔資料3〕町有地訴訟??訴状(請求の趣旨と請求原因)
〔資料4〕町有地訴訟??答弁書
高島 民雄[タカシマ タミオ]
高島民雄(たかしま・たみお) 元弁護士。1948年、新潟県西蒲原生まれ。東京大学法学部卒。
内容説明
原発計画を白紙撤回に追い込んだ新潟県。「巻原発住民投票運動」の全容、いま明らかに。運動のど真ん中にいた元弁護士が語る。
目次
第1章 私の巻原発反対運動史
第2章 住民投票運動起こる
第3章 自主管理住民投票の成功と意義
第4章 条例に基づく住民投票の実現と投票結果
第5章 その後の運動の停滞
第6章 町有地買取りと裁判闘争
第7章 最後の危機―岩室村・潟東村との合併話
第8章 最高裁の上告不受理と東北電力の撤退
著者等紹介
高島民雄[タカシマタミオ]
1948(昭和23)年3月17日新潟県西蒲原郡岩室村大字岩室生まれ。岩室小学校、岩室中学校、新潟県立巻高等学校卒業、東京大学法学部入学、大学卒業後は東京地方裁判所経理課に2年間勤務。1975(昭和50)年司法試験合格、司法研修所入所。1978(昭和53)年3月新潟へ帰り、翌年巻町に住居を定めた。新潟市の法律事務所に3年間勤務した後、1981(昭和56)年3月独立し、新潟市で高島民雄法律事務所を開設した。2013(平成25)年3月に新潟県弁護士会を退会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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