河出文庫<br> 解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯

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河出文庫
解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯

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  • サイズ 文庫判/ページ数 488p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309463896
  • NDC分類 289
  • Cコード C0198

出版社内容情報

『ドリトル先生』や『ジキル博士とハイド氏』のモデルにして近代外科医学の父、ハンターは群を抜いた奇人であった! その波瀾の生涯

【著者紹介】
イギリスのジャーナリスト。「ガーディアン」「オブザーバー」などの全国紙や一流雑誌に寄稿、記事のいくつかで受賞している。1999年に英国薬剤師協会で医学史の学位を取得、「マカベア・ベスト論文賞」を受賞。

内容説明

『ドリトル先生』や『ジキル博士とハイド氏』のモデルとも言われるジョン・ハンターは後世、近代外科医学の父と呼ばれるようになる。しかし混沌とした草創期にあって、彼は群を抜いた奇人でもあった。あまりの奇人ぶりは医学を超え、進化論まで及び、噴き出すような多くの伝説さえ生んだ。遺体の盗掘や闇売買、膨大な標本…ユーモラスなエピソードに満ちた波瀾の生涯を描く傑作。

目次

御者の膝
死人の腕
墓泥棒の手
妊婦の子宮
教授の睾丸
トカゲの尻尾
煙突掃除夫の歯
乙女の青痣
外科医のペニス
カンガルーの頭蓋骨
電気魚の発電器官
司祭の首
巨人の骨
詩人の足
猿の頭蓋骨
解剖学者の心臓

著者等紹介

ムーア,ウェンディ[ムーア,ウェンディ] [Moore,Wendy]
イギリスの女性ジャーナリスト。「ガーディアン」「オブザーバー」「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」などの全国紙や一流雑誌に寄稿、記事のいくつかで受賞している。1999年に英国薬剤師協会で医学史の学位を取得、「マカベア・ベスト論文賞」を受賞

矢野真千子[ヤノマチコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

57
規格外エピソードの数々に目を剥くも、その人生はマッドというよりも勤勉。いやむしろマッドに勤勉と言えよう。一生にこれだと思えるものに出会えた人は幸福だ。そして現代医療を享受できる我々も幸福。2017/07/27

はちてん

42
タイトルのダサさに反してとんでもない面白さ。ハンター邸がジキルとハイド、頓狂にも動物を集めに集めたことからドリトル先生のモデルになったともいわれているらしい。個人的には皆川博子の「開かせていただき…」もハンターをモデルにしていると確信。18世紀の閉鎖的な医学界の革命児であったことと、実験やら解剖やら狂を思わせる精力的行動といい魅了された。エピソード集なのだが物語はいらない面白さ。治療費のエピソードなどブラックジャックみたいだ。2015/06/01

hope

39
★★★★★ うわー、面白かったぁ。奇人の偉人のこの方は、ダニエル先生のモデル。そう、『開かせていただき光栄です』のあの先生。検死の正当性を叫ぶ近代医学の父であり、ダーウィンの60年以上前に進化論を唱えた異端者。堕落と暴力とセックスが渦巻く18世紀ロンドンでの解剖教室。現代からみるとオカルトのような医療現場は、麻酔も消毒薬もなく足を切断したり、医学は無知であった。彼は4人の子供を設けたが、幼年期を生き延びたのは二人。優れた外科医の子供ですらそんな状態の時代。→2019/04/24

駄目男

29
この人に関して、またこの本に関して解説でこのように書かれている。「確かに偉い人であったかもしれないけど、医学史に関心のある人でなければ読む必要もなく、また実際にそういう人しか読まない」。全くだ、読む必要性が何処にある。然しこの風変りな天才には興味があった。これほど頑固な変人でなければ、時代の偏見に逆らってまで外科医学の先鞭を付けることは不可能だったろう。 地位も名誉も兼ね備えたにも拘わらず、死後に残したのは莫大な借金。2021/06/15

fseigojp

27
全身麻酔、感染防止法などは19世紀に入ってから その時代ならブラックジャックなみの業績を残せたと思われる 外科は解剖が基本なんですね2017/06/04

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