偽りの記憶 - 「本庄保険金殺人事件」の真相

偽りの記憶 - 「本庄保険金殺人事件」の真相

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  • サイズ A5判/ページ数 501p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784877981877
  • NDC分類 326.23
  • Cコード C0032

出版社内容情報

「本庄事件」の八木茂被告人、死刑判決。しかしこの事件はえん罪である。裁判所が依拠した「共犯者の記憶」が、検察の誘導による「偽りの記憶」であることを明らかに。

イントロダクション

第1部 渡辺荘事件
 第1章 溺死
 第2章 トリカブト
 第3章 武まゆみの証言と記憶
 第4章 捜査と公判の間
 第5章 武証言のおかしさ
 第6章 森田考子の証言
 第7章 アナリエ・サトウの証言
 第8章 絡み合う3本の糸
 第9章 状況証拠

第2部 風邪薬事件
 第10章 森田昭の死因
 第11章 川村富士美の「症状」
 第12章 風邪薬1日20錠で人は死ぬか
 第13章 森田の死と川村の「症状」はアルコールで説明できる
 第14章 武は森田と川村に風邪薬をあげていたか
 第15章 「八木の指示」はあったか

終章 日本の司法とマスメディア

あとがき

八木茂氏からのメッセージ

世間の皆様八木茂は、無実です。平成十一年七月十一日のサンケイ新聞の記事から、二十四時間中多くのマスコミから追い捲られ、私生活もままならぬ程度の状態にされてしまいました。マスコミの方々に、真実をお話しようと思い有料記者会見を、弐百参日間雨の日も強風の吹く中も毎日々やりました。途中暴漢に襲われ怪我をし九針も縫いましたが、休まず真実を訴え続けてきました。そして平成十二年三月二十四日仕事先で逮捕されました。それから一年後に、一審公判が開始されましたが、初公判で殺ってもいない罪を、女性達は、認めました。法廷のセレモニーの場には、全く真実はなく、検察官が捏っち上げストーリーを創り、それに、女性達三名を死刑の威嚇や量刑取り引きなどをした上で、従わせたのです。そして法廷セレモニーの場において、虚偽証言をさせ、八木茂を殺人者に陥れ、丸っ切りありもしない殺人事件を捏造したのです。
一審の裁判官は、女性等の虚偽証言を鵜呑みにしてしまい、弁護側の証拠を無視しました。そして無実の八木茂に死刑判決を下したのです。
僕達四名は、佐藤修一さんの死体も見ていないのです。
また、薬の謀議もしていないし、殺人