内容説明
昭和18年、連合艦隊司令長官山本五十六は戦死した。翌19年、連合艦隊はマリアナ沖海戦に敗れ、陸軍の奮戦も空しくサイパン島は陥落し、絶対国防圏の一角が突破された。しかもこの国難に内乱が発生、大日本帝国の実権は陸軍が握ることになった。かつて山本のもとで参謀長を務めた宇垣纏は、山本の遺志をついで連合艦隊最後の大作戦を画策する。なぜ宇垣は、レイテ湾口を目前にしながら反転を具申したのか!?衝撃の戦記シミュレーション。
著者等紹介
橋本純[ハシモトジュン]
昭和37年、群馬県前橋市出身。90年頃よりミリタリーライター、コミック原作者として活躍する。93年に『ト・ロ・ル』(現コーエー)で小説家デビュー。現在までに架空戦記、戦国小説、妖怪小説などで活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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