経済安全保障―異形の大国、中国を直視せよ

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経済安全保障―異形の大国、中国を直視せよ

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  • サイズ 46判/ページ数 325p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120055393
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0031

出版社内容情報

警察官僚として日本の技術を盗もうと暗躍するスパイと闘い続け、
前国家安全保障局長として経済安全保障の強化に心血を注いだ著者が、
軍備を拡張し、現状変更も辞さない中国の野望と戦略を分析。

「スパイ天国」とまで揶揄された無防備なこの国を守るための指針を提示し、最新の経済安全保障事情を解き明かす。全篇、著者渾身の書き下ろし。


人工知能(AI)を搭載したドローンが襲い掛かってくる、人工衛星を攻撃されて陸海空のオペレーションが混乱する、遠隔から原発をメルトダウンさせる……。現代戦は、科学技術の戦いだ。令和の戦争の勝敗を決するのは、AI、量子技術、生物工学の力といっていい。軍民融合が当たり前の中国は、世界の最先端技術を吸い取り続けている。「見えない戦争」は始まっている。安全保障の危機が経済、科学の領域に拡大している。


目次

■1章 日本を狙うスパイ

■2章 経済、科学の領域に拡大する安全保障の危機

■3章 経済安全保障とは何か

■4章 米中激突の最前線

■5章 米国、欧州の政策

■6章 我が国の政策と経済安全保障推進法

■7章 中国の歴史的戦略思考と米国の誤算

■8章 習近平の「中華民族の偉大な復興」「中国の夢」

内容説明

警察官僚として、日本の技術を盗もうと暗躍するスパイと闘い続け、前国家安全保障局長として経済安全保障の強化に心血を注いだ著者が、軍備を拡張し、力による一方的な現状変更も辞さない中国の有望と戦略を分析。「スパイ天国」とまで揶揄された無防備なこの国を守るための指針を提示し、最新の経済安全保障事情を解き明かす。

目次

序章
1章 日本を狙うスパイ
2章 経済、科学の領域に拡大する安全保障の危機
3章 経済安全保障とは何か
4章 米中激突の最前線
5章 米国、欧州の政策
6章 我が国の政策と経済安全保障推進法
7章 中国の歴史戦略思考と米国の誤算
8章 習近平の「中華民族の偉大な復興」「中国の夢」

著者等紹介

北村滋[キタムラシゲル]
前国家安全保障局長。1956年12月27日生まれ。東京都出身。私立開成高校、東京大学法学部を経て、1980年4月警察庁に入庁。1983年6月フランス国立行政学院(ENA)に留学。1992年2月在フランス大使館一等書記官、2004年8月警備局外事情報部外事課長、2006年9月内閣総理大臣秘書官(第1次安倍内閣)、2010年4月警備局外事情報部長。2011年12月野田内閣で内閣情報官に就任。第2次・第3次・第4次安倍内閣で留任。特定秘密保護法の策定・施行。2019年9月第4次安倍内閣の改造に合わせて国家安全保障局長・内閣特別顧問に就任。同局経済班を発足させ、経済安全保障政策を推進。2020年9月菅内閣において留任。2020年12月米国政府から国防総省特別功労章(Department of Defense Medal for Distinguished Public Service)を受章。2021年7月退官。2021年11月経済安全保障法制に関する有識者会議委員。2022年1月オーストラリア政府からオーストラリア情報功労章(Australian Intelligence Medal)を受章。北村エコノミックセキュリティ代表

大藪剛史[オオヤブツヨシ]
読売新聞政治部記者。1984年2月1日生まれ。愛知県出身。愛知県立豊田西高校、名古屋大学文学部を経て、2006年4月、読売新聞社に入社し、新潟支局に赴任。12年9月から政治部で総理大臣官邸や自民党を担当。15年4月から経済部で財務省を担当し、16年四月から宇都宮支局。18年4月から政治部で総理大臣官邸や外務省、国会を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sakadonohito

7
経済安全保障は大事だよって内容。主な対象国は「孫子」を生み出した国である。「超限戦」にも触れていた。血を流す戦いだけが戦争じゃないんですよという警告。輿論戦・心理戦・法律戦というプロパガンダや弁論の場こそが中国の主戦場。2025/05/24

ふみりな

1
経済安全保障の観点が政・財・官ともに意識が脆弱だったのが良く理解できた。中国のエコノミックステートクラフトは官民一体となった体制であり推進法が制定されたが安心できない。日本は野党が常に何でも反対ではなく、真剣にあるべき経済安全保障の強化に向け政府与党と研究、協力してもらいたい。2023/05/28

ペンポン

1
これ程一気に読み込んだ本はない!それ程時宜を得た正に読みたい本であった。漸く日本も諸外国並に安全保障を考える様になり、更に経済をもその対象に含めた。遅すぎとの意見もあろうが、動き始めたことを評価したい。これから世界で負けないために何をすべきか?育てるべきかもしっかり述べられている。すべきこととして、技術、物資、土地を守り重要技術を育てる事を打出した。育てる重要技術としてはAI、量子、バイオ、ライフサイエンス、光通信、宇宙、海洋の分野をあげている。後は具体的に進めることだ。漸く。何度この言葉を呟いたか!2022/10/03

お抹茶

0
前国家安全保障局長のインタビューと中国安全保障の論考。軍民融合を国家戦略にしている中国の隣に日本がいるという現実をつきつけられる。民生用技術だからという甘い考えでいると,巧みにつけいられ,日本から他国に情報が流れてしまう。大国が先端技術やデータを持ち軍事力を強化させるとどうなるか,という危機感が伝わってくる。2022/09/16

も、な、

0
中国が様々な形で国際社会での影響力を拡大しようと試みている姿が活写されている。日本として対抗する手段は限られているから、こうした指摘を受けていかに国際社会と連携して取り組むか、ということが問われることになる。経済安保法制の文脈も両面から見るべき。 2022/06/25

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