漢文のルール

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  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784305708960
  • NDC分類 820
  • Cコード C0095

出版社内容情報

これだけ知れば楽しく読める10の漢文のルールをやさしく説明 !



高校の教科書に載っている作品を中心に、漢文の魅力を味わうのに十分な10のルールを選びました。初めて漢文を読む人々を思い浮かべて書かれた、わかりやすくて本格的な漢文案内書です。



執筆は、鈴木健一/日原 傳/山本嘉孝/小財陽平/堀口育男/合山林太郎/堀川貴司/杉下元明/高柳信夫/小野泰教/國分智子。

●はじめに

ようこそ漢文の世界へ ▼鈴木健一

第1章● 返り点、一二点、上下点から始めよう ▼日原 傳

  ─ 最も基本的なルールです。

第2章● 置き字を見分けるには? ▼山本嘉孝

  ─ 訓読しないことには意味があります。

第3章● 返読文字に注意しよう ▼小財陽平

  ─ 日本語と中国語は語順が違います。

第4章● 再読文字とは何か ▼堀口育男

  ─ 10字ほど覚えれば大丈夫です。

第5章● 否定形のさまざま ▼合山林太郎

  ─ 語順に気を付けて、柔軟に理解しましょう。

第6章● 疑問形と反語形はどう区別するか? ▼堀川貴司

  ─ 筋道を立てて丁寧に論理を追いましょう。

第7章● 漢詩のルール ▼杉下元明 

  ─ 複雑なルールもこうすれば理解できます。

第8章● 知っておきたい『論語』のことば ▼高柳信夫 

  ─ 何歳になってもその年なりに味わい深いです。

第9章● 楽しい故事成語の世界 ▼小野泰教 

  ─ 成立した背景を知るとわかりやすくなります。

第 10 章● 中国の地名とその特色 ▼國分智子 

  ─ 実際に訪れてみませんか?

●おわりに

どうすれば、漢文はおもしろく読めるのか、楽しく学べるのか ▼鈴木健一

●ブックガイド[鈴木健一] 

●執筆者一覧

鈴木 健一[スズキ ケンイチ]
編集

日原 傳[ヒハラ ツタエ]
著・文・その他

山本 嘉孝[ヤマモト ヨシタカ]
著・文・その他

小財 陽平[コザイ ヨウヘイ]
著・文・その他

堀口 育男[ホリグチ イクオ]
著・文・その他

合山 林太郎[ゴウヤマ リンタロウ]
著・文・その他

堀川 貴司[ホリカワ タカシ]
著・文・その他

杉下 元明[スギシタ モトアキ]
著・文・その他

高柳 信夫[タカヤナギ ノブオ]
著・文・その他

小野 泰教[オノ ヤスノリ]
著・文・その他

國分 智子[コクブ トモコ]
著・文・その他

内容説明

高校の教科書に載っている作品を中心に漢文の魅力を味わうのに十分な10のルールを選びました。初めて漢文を読む人々を思い浮かべて書かれた、わかりやすくて本格的な漢文案内書です。

目次

第1章 返り点、一二点、上下点から始めよう―最も基本的なルールです。
第2章 置き字を見分けるには?―訓読しないことには意味があります。
第3章 返読文字に注意しよう―日本語と中国語は語順が違います。
第4章 再読文字とは何か―10字ほど覚えれば大丈夫です。
第5章 否定形のさまざま―語順に気を付けて、柔軟に理解しましょう。
第6章 疑問形と反語形はどう区別するか?―筋道を立てて丁寧に論理を追いましょう。
第7章 漢詩のルール―複雑なルールもこうすれば理解できます。
第8章 知っておきたい『論語』のことば―何歳になってもその年なりに味わい深いです。
第9章 楽しい故事成語の世界―成立した背景を知るとわかりやすくなります。
第10章 中国の地名とその特色―実際に訪れてみませんか?

著者等紹介

鈴木健一[スズキケンイチ]
学習院大学文学部教授。日本近世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひよピパパ

15
高校の教科書でもおなじみの例文を用いて漢文のルールを説きながら、ちょっと深い知識を提供してくれる良書。置き字の「於」は軽く「于」は重い(荻生徂徠の指摘)、「不」が単純な打ち消しである一方で「非」は「是」の対義語の側面をもつ、「不」「莫」「未」などの否定語は古代中国語では唇を使った語が多く、それがハ行・バ行・マ行のものばかりである理由である、使役の助動詞「教」が定着した背景には平仄が関係していた(「教」だけ平声)、故事成語成立の背後には類書を読む読者層の広がりがあった・・・・・・などなど、勉強になった。2021/05/29

yyrn

15
西欧人にとってギリシャ語の習得が教養だったように、昔の日本人にとっては漢文が教養だったのだろうな、ということがよく分かる本。でも、漢文が大の苦手だった私には高校時代の悪夢が蘇る本でもあった。返り点や訓読みが添えられていれば何とか意味はつかめたが、ただの漢字が並んでいる五行詩などはお手上げで全くのチンプンカンプンだった。テストはただひたすら暗記して臨み、ペンを置いたトタン忘れるような勉強しかできなかった。う~ん、いい歳をしてうなされそうだが、でも漢文は故事や熟語の宝庫なので、解説付きで学ぶ分には楽しい本。2018/11/26

虎哲

4
令和初読了。目新しい発見が多くあったというわけではなかったが、豊富に引用された漢文や漢詩とそれに関する説明で久々に漢文に浸ることが出来た。「第7章漢詩のルール」は杉下氏の説明がわかりやすいものの、やはり漢詩のルールは複雑で難しい…という印象を抱いた。漢詩ももっと勉強したい。個人的に最も面白かったのは「第9章楽しい故事成語の世界」。漢和辞典を活用して文献を辿ることや湯浅邦弘『故事成語の誕生と変容』において示された指摘の紹介など新たな学びを得られた。最後がさらなる学びへ誘うブックガイドで締められていて素敵だ。2019/05/01

あいあい

1
『和歌のルール』が素晴らしかったので、こちらも読んでみた。ところどころ「そうだったのか!」という発見はあったものの、総じて大学入試参考書よりも簡単なレベルで、『和歌の……』のような感動はなかった。2024/12/24

flower Sun

1
試験のための知識というより、言語としての教養が目的の一冊だと思う。だから学生が学ぶためのものというより、文学の好きな大人が楽しむための一冊。2022/09/09

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