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内容説明
ほんとうのおいしいってなんだろう?自分たちが普段口にしているものがどうやって生まれ、どこからやってくるのか。何を食べるのかというひとつの選択が、自分の体を、そして未来をつくっていく。小さな八百屋が旅して考えた野菜のこと、食のこと。“おいしい”でみんなをつなぐ、八百屋という仕事。
目次
1 旅のはじまり(何かもの足りない日々;きっかけは小さな「リンゴ」 ほか)
2 旅する八百屋(ぼくらが旅に出る理由;いざ、農家トリップへ ほか)
3 ミコト屋対談(with 料理人船山義規;with 料理家有元くるみ&IFNi ROASTING&CO.松葉正和 ほか)
4 これからのミコト屋(八百屋という仕事;八百屋の存在意義 ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たらこりっぷ
10
ミコト屋さんが近くにあったら毎日のように野菜を買うだろうなぁ。これほど思いのこもった八百屋さんは、自分の暮らしの味方の一人として本当にほしいものです。まずはミコト屋さんに会ってみたい。どんな野菜が並んでいるのか手に取ってみたい。そして買ってすぐさまその場でむしゃむしゃかじってみたい。「○○はダメ」「○○は認めない」というのがひとつもなく、産地と消費地をつなぐために何ができるのかを真剣に考えている姿にほれぼれしました。2015/06/09
虹色スカート
4
図書館本。2018/01/27
トラッキー
2
野菜の生産者は消費者が見えない、消費者は生産者の顔が見えない。それで野菜が工業製品のように流通、消費されていくのが我慢できず、双方を結びつけるために、生産現場を訪ねながら、信頼できる野菜を買い付けていく八百屋になりたい。素晴らしい発想だと思う。確かに食べ物が工業製品的に取り扱われるのには違和感がある。こういう八百屋が増えてきたら面白くなると思う。2023/01/22
かよ
2
本に出てくる農家さんたちは、野菜を本当に子どもの様に大切に育てているんだなて思った。そして、農薬を使う事を当たり前にしてきたのは消費者でもあるんだなという事実。見た目にこだわらず、自然のままに育った野菜がもっと、市場にでてくる様になればよいのに。ミコト屋さんの野菜や果物を食べてみたいなぁ。旬のものがちゃんと旬の時期に出てくるそれをありがたく、おいしく頂く、せんな風に出来たらよいな。2015/09/11
むさみか
1
思った以上に 難しいけど やりがいを感じてる著者がみずみずしいです2016/01/29
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