内容説明
身近な草・花・鳥・虫・木から季節のうつろいを知る図鑑。見えてくる、聞こえてくる自然のカレンダー。私たちの周りでたくましく生きている小さな命たちにスポットライトを当て、二十四節気に沿って紹介しています。
目次
春(立春―鴬のおはなし;雨水―春の七草のおはなし ほか)
夏(立夏―蛙のおはなし;小満―擬態のおはなし ほか)
秋(立秋―蝉のおはなし;処暑―鳴く虫のおはなし ほか)
冬(立冬―ひっつきむしのおはなし;小雪―小啄木鳥のおはなし ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さつき
65
身近ないきものー花や鳥、虫などを二十四節気に沿って紹介。美しい写真がふんだんにあり、見たことはあっても名前を知らなかった生き物を沢山見つけて楽しい読書でした。二十四節気の意味や行事の由来にも触れられて知らないことも多く面白かったです。2023/07/09
booklight
34
夏至も過ぎ、夏の匂いが漂ってきた。乃東枯る。アカメガシワのホワホワした花もそろそろ枯れてきた。ドクダミの白い花も終わりに近づいている。シンプルな昼顔は少し前から咲いている。ふわふわとしたねむの木の花はまだ見ていないな。夏の主役の蝉はまだ出てきていない。二十四節季七十二候にあわせて、メジャーなものからレアないきものまでも、わりと自由に紹介。書いてある言葉も専門的すぎず数も多すぎず、レイアウトも余裕があり、気持ちよく読める。夏にみたいと思っていた蛍はもう見ることができたので、次はカラスウリの花を見たいなぁ。2022/06/25
魚京童!
16
日本の四季は素晴らしい!2015/03/19
Mai Ishibashi
14
暦なんて、日常生活の中ではあまりきにしないけど、改めて読んでみると結構面白い。ただここ最近は季節感が少しずつずれてきてるから、季節の虫達や植物を見ることが少ないように思う。読んでたら紅葉狩りに行きたくなってきたー!2013/10/14
あつ子🐈⬛
11
我が家の庭ときたら、多様性の宝庫である。花々は咲き乱れ草木は青々とし、蝶は舞い見知らぬ猫が木陰で涼んでいく(手入れせえ。) そんな草花や虫たちの名前が知りたくて、何年も前に購入した一冊です。重宝しています。 さあ、いよいよ季節は夏本番。熱い風が吹いてくるという「温風至る(あつかぜいたる)」ですねー。 2019/07/05