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角川文庫
おやすみ、テディ・ベア〈下〉―赤川次郎ベストセレクション〈19〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041000038
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

悲劇を呼ぶテディ・ベアの行方は!?

爆弾が埋め込まれたテディ・ベアの行く先々で事件が起こり、さらに偽テディ・ベアまで現われ、事態はますます複雑な様相を見せ始めた。やがて必死の探索を続ける野木由子にも悲劇の影が忍び寄り――。衝撃の完結篇!

内容説明

21歳の女子大生、野木由子の懸命な探索にもかかわらず、爆弾が仕掛けられたテディ・ベアは人から人の手に渡り、今は16歳の女子高生、恒代の腕の中に。さらに偽のテディ・ベアまで現われて、事態はますます複雑な様相を見せ始めた。暴行、自殺未遂、傷害、殺人、誘拐。悲劇を呼ぶテディ・ベアの行き着く先はいったい―!?息もつかせぬスピードで展開する長編ユーモアサスペンス。怒涛の完結編。

著者等紹介

赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coco夏ko10角

18
爆弾入りかもしれないテディ・ベアが人から人の手に渡る上に偽テディ・ベアまであって…。手にした人たちに悲劇が。本物のテディ・ベアはどこにあるのか、そもそも本当に爆弾が詰まっているのか。終わり方は意外というかあっけない感じ。2022/08/15

にゃんころ

14
下巻は野心丸出しの事件が多くてちょっと重め。その割に展開に斬新さが無いので、上巻よりいまひとつな印象が。特に最後の事件は後味の悪いままラストに流れてしまい、スッキリしないままあっけなく幕引き。ありゃ。個人的に赤川作品の難点と思っている、あっさり定番印象薄めの集大成だったなぁ、という感じです。本庄の胡散臭さと爆弾テディ・ベアという面白そうな材料あったのに、活かしきれてなかったという印象なのが残念。2013/07/08

隅っこゲーマー

2
テツがいい味だしてる。恒代も病弱な割りに精神的にタフで忠哉も素敵。現実にはチンピラや不良とかかわりたくないけど、こうもステレオタイプ的に登場すると、安心して読める。最後の結末は予想外だった。2013/11/22

牧瀬ちゃみ

2
[★★☆☆☆][2013年45冊目]:一つの品物がさまざまな人の手を渡っていくうちに、いくつかの人生を垣間見るオムニバス的手法で魅せる作品。構成は悪くないのだけれど、その中身は赤川作品でよく見るありきたりな展開に終始した印象しかなく、軽く読めて後に何も残らない作品でした。2013/04/05

えり

1
劇的な世界からぷっつりと関係を切れてしまえる、そんな感じが羨ましかった。2015/09/05

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