目次
1898年(明治31年)
1921年(大正10年)
1922年(大正11年)
1923年(大正12年)
1924年(大正13年)
1925年(大正14年)
1926年(大正15年、昭和元年)
1927年(昭和2年)
日本におけるクローデル
ポール・クローデル年譜〔ほか〕
著者等紹介
中條忍[チュウジョウシノブ]
1936年神奈川県横浜市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。青山学院大学名誉教授
大出敦[オオデアツシ]
1967年栃木県小山市生まれ。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学准教授
篠永宣孝[シノナガノブタカ]
1949年愛媛県新居浜市生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。パリ第八大学第三課程博士号取得(歴史学)。大東文化大学教授
根岸徹郎[ネギシテツロウ]
1958年大阪府大阪市生まれ。青山学院大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。モンペリエ第三大学DEA取得。専修大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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保山ひャン
4
詩人にして劇作家のポール・クローデルが日本に旅行で来たときと、駐日大使として日本に滞在したときの日記、書簡をまとめた一冊。外交の仕事の記録だけでなく、思索メモも含まれる。関西日仏会館設立の意義を説いていたり、関東大震災で「繻子の靴」の原稿などを焼失して書き直したこととか、アラゴンやプルーストへの批判とか、タゴールと対談したが興味が湧かないとか、仏領インドシナで著作「聖女ジュヌヴィエーブ」が2部しか売れていないとこぼしたり、切腹の風習から日本人は爪楊枝を偏愛するようになったと書いていたり、いろいろと面白い。2018/07/13