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内容説明
幼なじみ3人ではじめた小さな出版社から生まれた大ヒットパズル「数独」。出会いも世界的ブームも、すべては偶然からはじまった。イギリス、アメリカ、スペイン、台湾、スウェーデン…気づいたら、僕も変わっていた。SUDOKUの父が語るブームの裏側と、これから。伝説の難問・奇問24掲載。
目次
序章 経済効果1000億円―「SUDOKUブーム」は続く
第1章 鍛治真起をつくるもの
第2章 偶然からはじまった「SUDOKUブーム」
第3章 世界は広い、自分が変わる
第4章 SUDOKUの作り手たち
第5章 読者が社員になる会社
第6章 鍛治真起流「気分の哲学」
著者等紹介
鍛治真起[カジマキ]
1951年北海道札幌市生まれ。都立石神井高校卒。慶應義塾大学国文科中退。印刷会社へ就職し、営業として働くかたわら、パズル通信「ニコリ」を創刊(1980年)。1983年、株式会社ニコリを設立、代表取締役社長に就任する。2005年、「数独」が世界的なブームとなり、グローバルビジネスへと成長した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
8
雑誌を購入してくれるだけでなく、自分から雑誌作りに参加してくれる読者が多数いる。それは、非常に恵まれた環境である。無論、その恵まれた環境というのは他者から与えられたものではなく、自分で作り上げ、維持してきたからこそ存在し得る。その環境を維持し続けることが、今後、一層の発展にもつながるだろう。2013/09/22
Humbaba
5
本当に面白いと感じたものは、単純にそれを体験するだけでは飽き足らず、他の人にも勧めようとする。お金をもらってやっているわけでは無く自発的に動いているからこそ、それは誰よりも強い支援者になりえる。その期待に答えるためにも、手を抜くこと無く面白いものを提供しようという心を持ち続けることが大切になる。2017/04/19
たふ
3
昔、雑誌や新聞のパズルをやってると、必ずニコリと書いてあるなーと思っていた。数独が名詞になってるのは驚き。2024/09/16
nob
2
ニコリ社長「起」ことカジマキさんのエッセイ。最近の数独ブームはニコリと関係ないところで沸き立ってたようだが、そもそもニコリが無ければ、グールド氏が数独にハマることもなく、タイムズに連載されることもなく、ブームもなかったわけだ。他誌の追随を許さないクオリティの高さ。数独でいえば、最初から入っている数字の配置の美にまでこだわっているパズル誌は、少なくとも当時は他になかった。「数独はお茶漬けみたいなもの」。脳にいいとか意味をもたせたくない。こういうユルさが氏とニコリパズルの魅力。久しぶりにカックロ解きたいな。2015/02/09
ちいくま
2
なぜ数独のヒントはいつも美しい対称に並んでるのか??という積年の謎が解けたので大満足の1冊。これからじっくりと記載の問題を解くのだー。2014/10/12