内容説明
朝ドラ『ばけばけ』で話題。小泉セツと八雲がつくった18のこわい話。主人公のモデル、小泉セツによる怪談執筆の裏話を書いた『思い出の記』も収録。原文を読みやすく現代仮名遣いで編集部注をつけて掲載しました。
目次
はじめに 小泉セツと八雲の「こわい話」
小泉八雲のこわい話(耳無芳一の話;雪女;ろくろ首;貉;幽霊滝の伝説;蝿のはなし;おしどり;お貞のはなし;葬られたる秘密;死霊;生霊;おかめのはなし;雉子のはなし;術数;常識;茶碗の中;忠五郎のはなし;夏の日の夢)
あとがきにかえて 「思い出の記」小泉セツ
著者等紹介
小泉八雲[コイズミヤクモ]
1950‐1904。本名ラフカディオ・ハーン(Lafcadio#Hearn)。ギリシャ生まれ。イギリスとフランスで教育を受け、1869年に渡米し、各地で新聞記者を務めた。1890年、「ハーパー」誌特派員として来日。島根県尋常中学校(現在の松江北高校)教師に転じ、小泉セツと結婚。熊本の第五高等中学校に転任後、神戸に移り執筆に専心する。1896年、日本に帰化し、小泉八雲と改名する。その後、東京帝国大学、早稲田大学の講師として英文学を教え、精力的に日本紹介の筆をとった
小泉セツ[コイズミセツ]
節子。1868‐1932。松江藩家臣の小泉家に生まれる。松江に英語教師として赴任してきた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と出会い、結婚。小泉八雲の著述を支え、八雲の再話文学創作における最大の功労者といわれる。戸籍上の名前は小泉セツだが、本人は節子の名を好んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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