内容説明
みなさんの顔や性格が違うように、十人十色、みなさんそれぞれの孤独があります。この本ではわたしやわたしの周りの「孤独」について、例えば孤独についての悩みや、孤独を乗り越える方法、ひとりが大好きになってたのしむ方法なんかを思いのままに書いてみました。
目次
第1章 なぜ孤独だとさみしいの?
第2章 友達って必要なの?
第3章 人づきあいは大変!
第4章 みんなの孤独
第5章 老いと孤独
第6章 ひとり絵のすすめ
第7章 ひとり時間のたのしみ方
第8章 ひとりで生きること
付録 ひとり元気がでるわたしのお気にいりの言葉
著者等紹介
田村セツコ[タムラセツコ]
イラストレーター、エッセイスト。1938年、東京生まれ。高校卒業後、銀行OLを経て、画家・松本かつぢ氏の紹介でイラストの道へ。1960年代に少女漫画雑誌『りぼん』や『なかよし』、『マーガレット』、『少女クラブ』の表紙や“おしゃれページ”で活躍。1970年代には全国十数社と契約を結び、文具や小物などの“セツコ・グッズ”で一世を風靡。1980年以降、ポプラ社の名作童話の挿絵や詩作、エッセイも手がける。現在はコラージュ技法を使った立体作品「こもりびと」シリーズなどを精力的に製作し、年に数回、個展を開催。講演会、トークショーなどで多くの人に元気を与え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りの
1
老若男女年齢を問わず、孤独との付き合い方、向き合い方、考え方のヒントをもらえる一冊。「ひとりが嫌いだけど好き」という誰しもが抱いたことのある矛盾する考え、生き方を肯定してくれて、ほっとする。若い時は若い時なりの苦労や心配事があるし、年齢を重ねればそれなりの悩みも生まれるけれど、知識や経験が増える分方の力を抜いて生きることが上手になるのかなと思った。人生の先輩がこういう考え方を発信してくれていると頼もしくて、これからの人生も楽しみに感じられる。2025/02/11
Go Extreme
1
なぜ孤独だと寂しいの: さみしさの正体 ぼっちは魅力的 赤毛のアン・星の王子様は孤独 孤独→やさしくなれる 友達って必要なの: たのしい瞬間を思い出に 友達にジャンル不要 人づきあいは大変!: ヒロインーみんな変わり者 人づきあいは風通しよく みんなの孤独: ペットロス 砂漠の商人と孤独 老いと孤独: 孤独の不安の沈め方 先のことは考えない ひとり絵のすすめ: 言葉を味方にする効能 ひとり絵≒ひとりごと 貧乏画家は幸せ ひとりで生きること: 動けば変化 困ったときは脳が喜ぶ 人生のアマチュアでいたい2024/09/19
必殺!パート仕事人
0
80歳代でも元気で働いてる人を見ると自分も頑張れそう。ここの例に出てくるヒロインが「時代だなぁ」と思わせる。たぶん今の若い子たちのヒロインは違った形なんだろうなぁ。2024/12/16
ころまる
0
担当編集者さんの「ボクはうつにはなりませんね。自分を何程の者とも思ってませんので」という言葉、すごく残りました。見習いたい!2024/11/07