内容説明
倉田弁護士の「実録」再審事件簿。一条の光を雲海で覆う。これが日本の権力による裁判なのか？６０年以降の日本の社会を震憾させた数々の刑事事件…虚為の自白調書、証拠の偽造等々で固められた「筋書き裁判」に挑んできた倉田弁護士が、法廷という名の舞台で演じられた「権力の判決」を照射する。
目次
１ 松山事件
２ 六一五事件
３ 手首ラーメン事件
４ 古典ポルノ裁判
５ 「軍法会議」という裁判
６ 免田事件
７ 日石・土田邸爆弾事件
８ 狭山事件
９ 死者たちのロッキード事件
１０ 愛国者 田中角栄
１１ 死刑囚Ｍ女の手記
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