内容説明
いま「第3次ディスコ・ブーム」が到来している。1980年代前半より今日まで現役DJとして身体を張る著者が、その仕掛け人だ。「ディスコ」といえば、70年代後半にヒットした映画『サタデー・ナイト・フィーバー』、あるいは80年代のバブルを象徴する「お立ち台ギャル」などを想起する人が多いかもしれない。90年代以降、それらの現象はノスタルジーの文脈でしか語られることはなかったが、2000年代後半から今日にかけて、往年の名店や名曲が長い冬眠から覚めるがごとく復活しているのだ。また著者が開催するディスコ・イベントは毎回“満員御礼”状態で、自身がプロデュースしたミックスCDもランキング上位に続々チャート・イン。その盛況ぶりを伝えるメディアも、増える一方だ。なぜディスコは時代を超えて人々を魅了するのか? DJ歴30年以上の著者が、「自分史」をひもときながら、ディスコの魅力と可能性について綴った初の著書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
2
ディスコとクラブは違うのか!田舎で育った&不況真っ只中の青春時代を過ごした私にはもうそれだけで…。ただ著者は決してディスコは不健全なところではない、また世代を超えた理解があるからこそ「ブーム」から「文化」にしたいという怪気炎はよくわかりましたし、よくやってるなあとも思います。が、ライブハウスでロックを聴くのとどう違いがあるのかがちょっと分からずじまい…。ごめんなさい!機会があればぜひ行ってみたいな♪2017/01/12
nizimasu
1
毎週見ていたディスコトレインが知らぬ間に月1になっていた。DJ OSSHYさんが今でも現役でやっているのは希有なケースと言える。正直、たまにかけるエレクトロのセンスとかは?なのだけれど昔のディスコものはある意味、クラブ以降の音楽しか聴いていない私からするとある意味ミーハーでそれがまたよくもある。アースとかマイケルとかべたべたにかけつつ自分の本懐であるようなブラック系もよくかける。その点でもかっこいいDJだろう。本としてのできは今イチなのはOSSHYさんの言葉がちょっと足りない部分もあるからやむを得ないかな2016/11/27
ybhkr
0
たまにテレビをつけるとMXでディスコ番組をやっているけど、これかな?わたしが見た時は早見優さんが出ていて80年代ってかんじ。リアルタイムでのディスコブームは知らないし、わたしくらいだとジュリアナ東京でセンス振ってるボディコンがディスコやパラパラなんかをイメージするけど、80年代のディスコソングはそんなに洋楽に詳しくなくてもそこそこ知っていて胸に響く。著者が紹介していた、セイ・ユー・セイ・ミー、エブリーシング、セフテンバーあたりはカバーもされているし大好き。健全なディスコ、行きたいな。2017/05/16