内容説明
本家ハリー・ポッターを越えるパロディ・ファンタジーの快作。16歳の少女、イギリスの魔法学校から日本にやってきたハニー・タッカーが陰陽道の友達と組み魔法対決。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金平糖
8
ハリポタシリーズと思ったら大間違い!凝っている表紙を始めとする本の装丁、中身の書体に至るまで全てパロディーで熱狂的なポッタリアンが書いたとの事。話が支離滅裂で構成力も欠ける。やたらと女の子の服が裂けたり、剥がされたりして裸になるシーンが多いのが気になる。好きが高じて、パロディーを書きたくなる気持ちは、大変理解できる。しかしパロディーは、余程の構成力、ユーモアのセンスがないとただの悪ふざけに終わる。折角、表紙や文体、その他諸々、大変凝っているので、お話自体ももっと凝って欲しかったと残念。不満が残った一冊。2006/07/02