内容説明
ありがとうのきはみなさんのまわりにもきっとあります。それでも―、もしみつからなかったら、どうぞあなたがうえてください。このありがとうのきのなえを。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白湯
27
イベント「クリスマスに絵本を贈ろう、絵本を読もうhttp://bookmeter.com/event/event_show.php?id=1863」参加にあたって、家にある絵本をがさごそ探って出してきました。ずいぶん前に頂いた本です。特にクリスマスと書いてあるわけではありませんが、ありがとうの集まってきた「き」をみて、こんな優しく素敵な「木」が「気」があるのね、と気持ちがほっこりまぁるくなれる気がする本です。こういう優しい連鎖(まさしく、”ツリー”です)って素敵ですね。2014/12/22
Willie the Wildcat
19
魔法の言葉。言語は異なれど、世界共通で心が伝わる。心を繋げ、心優しく、相手を想う。雪も舞う寒さの中でも、皆の表情は温かく、笑みに溢れる。タイトルも秀悦!Thanks Givingの精神と通じる気がする。絵も、感謝と喜びに溢れる。くまさんの”工作”後の後姿が、特に印象的。蛇足だが、お気に入りのきつねも登場!2013/09/14
ほんわか・かめ
14
たくさんの思いやりが集まって、一風変わった(クリスマス?)ツリーの出来上がり♡まるで『どうぞのいす』みたいな思いやりの連鎖。〈1992/教育画劇〉2021/12/26
まめ
11
情けは人のためならず。感謝と優しさがつながる。クリスマスツリーみたいだから、クリスマスの時期に読むのもいいかも。2021/10/27
うー(今年も遅くなります)
11
<絵本>1年生へ読み聞かせ。野原で手ぶくろを拾い、落とした誰かが見つけやすいよう 木にぶら下げようとしたうさぎくん。ぶら下げるヒモを、家に取りにいく時「ちょっと貸して貰おう」借りたお礼と、自分の耳かくしも使って と書いた手紙をぶら下げた。野原を通るものたちが、それを借りては自分のあったかい品も持って戻ってくる。木には、次々にあったかい品物と手紙が増えていき、まるでクリスマスツリーみたい。 どんどんあたたかさが増えていくおはなし、子ども達も嬉しそうだった。2019/12/15