内容説明
ぼくの●●はどこ?家の中?遊園地?図書館?それとも?ロボットの世界を旅してみませんか?白と黒が織りなす切り絵の世界。2015年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。切り絵の絵本第2弾。
著者等紹介
たけうちちひろ[タケウチチヒロ]
大阪府生まれ。絵本作家・切り絵作家。武蔵野美術大学短期大学部卒業。日本、イタリア、フランス、英語圏など世界各国で絵本を出版。切り紙をはじめとした工作本の執筆・監修を手掛けるほか、こども造形絵画教室の開講、保育園・幼稚園・小学校・障害者福祉事業所の工作指導など、幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こふみ
22
なくしたものを探すお話だからか、なんとなく哀愁を感じます。その哀愁と切り絵が醸し出す世界に入り込んで ずっと眺めていられる絵本。2022/04/11
ヒラP@ehon.gohon
16
ある朝気がついたら片腕が無くなっていたロボット君。 一緒に腕を探してくれる友だちは、親切なのか遊んでいるのか、訳のわからないものを差し出します。 絵が細かいだけに、目が他のところに行ってしまうのですが、それほどにきめ細かい切り絵に圧倒されました。 物語より絵を楽しむ絵本かも知れませんが、ロボット君はフォークで納得しちゃって良かったのでしょうか。2018/04/10
mntmt
16
細かい手作業にただただ感心するばかり…2017/12/07
あおい
14
ある朝目覚めたら腕がなくなっていたロボット。ちっちゃなロボットがほうきやはさみなどかわりになりそうなものを次々持ってくるけどそれはうでじゃない。腕は何処へ?切り絵がステキ。2018/03/29
遠い日
14
たけうちちひろさんの切り絵を求めて。『ぼくのつくりかた』より好みです。なくなった片腕を求めて、あれこれ代替を考えるぼく(ロボット)と小さなロボット。「悪くない」という諦めと展望も余裕があっていい。最後にくすりとさせられるけれど。2017/12/15