内容説明
ぼくの●●はどこ?家の中?遊園地?図書館?それとも?ロボットの世界を旅してみませんか?白と黒が織りなす切り絵の世界。2015年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。切り絵の絵本第2弾。
著者等紹介
たけうちちひろ[タケウチチヒロ]
大阪府生まれ。絵本作家・切り絵作家。武蔵野美術大学短期大学部卒業。日本、イタリア、フランス、英語圏など世界各国で絵本を出版。切り紙をはじめとした工作本の執筆・監修を手掛けるほか、こども造形絵画教室の開講、保育園・幼稚園・小学校・障害者福祉事業所の工作指導など、幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
50
ある朝、目が覚めたら腕がなくなっていたゼンマイ式ロボット。家中、どこを探しても見つからなかったゼンマイ式ロボットにルンバ型手伝いロボットがいろいろな「左腕」を提案するが・・・。固定観念に縛られるが余り、色々、却下されているのに気を悪くせず、違った「左腕」をルンバ型手伝いロボットがめっちゃ、いい子だ。付け替えられるのなら新しい「左腕」たちも中々、悪くないよ。そしてなくなった左腕の行方は・・・コラッ!(笑)2025/05/31
こふみ
23
なくしたものを探すお話だからか、なんとなく哀愁を感じます。その哀愁と切り絵が醸し出す世界に入り込んで ずっと眺めていられる絵本。2022/04/11
ヒラP@ehon.gohon
17
ある朝気がついたら片腕が無くなっていたロボット君。 一緒に腕を探してくれる友だちは、親切なのか遊んでいるのか、訳のわからないものを差し出します。 絵が細かいだけに、目が他のところに行ってしまうのですが、それほどにきめ細かい切り絵に圧倒されました。 物語より絵を楽しむ絵本かも知れませんが、ロボット君はフォークで納得しちゃって良かったのでしょうか。2018/04/10
Cinejazz
16
〝ある朝、目が覚めたら、腕がなくなっていた。家の中を探してみた。どこにも見つからない。一体、何処にいってしまったのやら・・・〟ゼンマイ仕掛けで動くロボットが、無くなった左腕をあちこち探しまわる。同伴するルンバ型世話焼きロボットが、遊園地や図書館、工場など、あちこち案内しながら、片腕となるものを探し求める旅に出る・・・〟切り絵作家<たけうち ちひろ>サンの想像力をかきたてるモノクロ-ム絵本。白と黒を基調としたロボットの世界が展開する2015年イタリア・ボロ-ニャ国際絵本原画展入選作。🤖🛸2024/06/21
mntmt
16
細かい手作業にただただ感心するばかり…2017/12/07