内容説明
日本よ。この憲法で、再出発を。国民全員が読んで理解できる、簡素な憲法案。
目次
第1章 新・日本国憲法試案
第2章 「新・日本国憲法試案」講義(「国家の理念」を提示する;宗教国家としての立国を;国の内外に「仏国土ユートピア」を広げよ;宗教性悪説を打破するために;議院内閣制を廃し、「大統領制」へ;大統領を「国家元首」と明記すべし;「国防と治安」こそが政府の責務;行政効率を悪くしている「二院制」;「最高裁長官」の新たな役割;最高裁長官には徳望のある人物を;公僕たる公務員にも「能力制」導入を;法律の目的は「自由の確保」にあり;「安い税金」と「政治参加の自由」を保障せよ;マスコミ権力の濫用は制限すべき;地方自治のあるべき姿;天皇制は文化的象徴として存続すべき;憲法改正を、もっと容易に;行政権を強化し判断速度を上げよ;憲法は「国家の理念」を示すべき)
著者等紹介
大川隆法[オオカワリュウホウ]
幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社。ニューヨーク本店に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。81年、心を深め大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ存在、エル・カンターレであることを自覚する。86年、「幸福の科学」を設立。現在、全国および海外に数多くの精舎を建立し、精力的に活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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飯田 正就
1
憲法とはとても呼べない稚拙な条文が16条のみ。自民党とは違い、占領基本法である日本国憲法の改正という形式ではない点だけは評価できる。内容は有り得ない。大統領制を導入し、大統領を元首とすると書かれているが、意味がわからない。君主制と民本主義は共存可能であり、立憲君主というのはシンボル的な地位かつ儀礼的な役割だというのが普通。儀礼的であるからこそ、輔弼や助言をする政治家が責任を取る現在の体制で問題なく、天皇陛下を元首として戴くことは自然なものです。 日本の縦糸を無視した極めて杜撰なものです。2014/07/08
きちか
0
☆★★★★2010/01/12