講談社現代新書<br> なぜ社会は変わるのか―はじめての社会運動論

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講談社現代新書
なぜ社会は変わるのか―はじめての社会運動論

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065404348
  • NDC分類 309
  • Cコード C0236

出版社内容情報

社会はひとりでに変わっていくわけではない。そこには必ず「変えた」人たちがいる。
デモにストライキ、不買運動…社会運動はどのようにして起きるのか。
気鋭の社会学者による、日本初となる社会運動論の入門書!

【目次】
第一章 社会運動とはなにか
第二章 集合行動論 
人々は怒り・不平・不満から立ち上がる?
第三章 フリーライダー問題から資源動員論へ 
資源と組織が運動を制する
第四章 政治過程論/動員構造論
既存のつながり、政治側の動向、「成功しそう」と思えるかどうか
第五章 政治的機会構造論 
政治の側の「聞く耳」を計測する
第六章 フレーム分析 
社会運動の「伝え方」と「受け取り方」
第七章 新しい社会運動論 
マイノリティによる私的な領域を通じた運動
第八章 社会運動と文化論 
資源でも組織でも政治的機会でもなく
第九章 2000年代の社会運動論 
MTTの理論と経験運動論
第十章 社会は社会運動であふれている





【目次】

内容説明

世の中はひとりでに変わっていくわけではない。必ず変えた人々がいる。デモにストライキ、SNSの炎上…社会運動はなぜ起きるのか?いま知っておくべき11の理論!

目次

第一章 社会運動とは何か
第二章 集合行動論 人々は怒り・不平・不満から立ち上がる?
第三章 フリーライダー問題から資源動員論へ 資源と組織が運動を制する
第四章 政治過程論/動員構造論 既存のつながり、政治側の動向、「成功しそう」と思えるかどうか
第五章 政治的機会構造論 政治の側の「聞く耳」を計測する
第六章 フレーム分析 社会運動の「伝え方」と「受け取り方」
第七章 新しい社会運動論 マイノリティによる私的な領域を通じた運動
第八章 社会運動と文化論 資源でも組織でも政治的機会でもなく…
第九章 2000年代の社会運動論 MTTの理論と経験運動論
第十章 社会は社会運動であふれている

著者等紹介

富永京子[トミナガキョウコ]
1986年生まれ。立命館大学産業社会学部准教授。専攻は社会運動論。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程・博士課程修了後、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

93
社会学の中に社会運動論という学問分野があることを初めて知る。集合行動論/資源動員論/政治過程論などの数々の学説を、若き研究者が、思いを込めて解説してくれたことに敬意を表したい。ただ、私にはよく理解できなかった…。そもそも「社会運動」の定義がしっくりこない。デモなどの行動だけでなく、労働組合も、SNSで声高に叫ぶ人も、創価学会の活動さえも「社会運動」と言うのなら、それらを包括した「社会運動論」に意味があるのだろうかと。読了した上で、まだこんな疑問を発するようでは、著者に対し申し訳ない気持ちでいっぱいである。2025/09/27

よっち

26
デモにストライキ、不買運動…社会運動はどのようにして起きるのか。1960年代から2000年代までの社会運動の歴史をたどり、そこから現代を考察する1冊。社会はひとりでに変わっていくわけではない。そこには必ず変えた人たちがいる。社会運動とはどういうものか。怒り・不平・不満から始まり、フリータイダー問題から資源動員論へ、既存の繋がりや政治側の動向、政治の側の聞く姿勢、社会運動の伝え方や受け取り方がどう変わり、新しい社会運動が生まれたのか。その範囲はなかなか広くて、今のSNS活動の根底にも通じるものがありますね。2025/08/07

タカナとダイアローグ

21
甲子園で問題渦中にある広島広陵高校を社会運動の一つとしてみている。SNSの普及という契機があって、暴露、憶測による中傷が広がっている。時代によっては裁かれもしない「先輩によるシゴキ」が令和には問題になる。寮生活でのカルトじみた情報遮断や指導者との生活も問題。本書のなかでは、フレーム分析が最も印象に残った。カスタマー・ハラスメントというフレームを経て、社会運動になる例。似たように、ブルシット・ジョブというフレームができることで、問題の分析がしやすくなるみたいなことを連想した。本の内容は難しいです。でも読む。2025/08/11

さとうしん

17
社会運動論の理論的展開をたどる本。社会学の理論の面白さをガッツリ伝えてくれる。順を追って理論を取り上げているので、その理論のどこに問題があるとされて新しい理論が生まれたのかがよくわかる作りになっている(その「新しさ」というのも時に問題になるのだが)。そしてどんな小さなことで社会を変える動きを社会運動と見なすと、社会運動の範囲は私が思ってたのよりもずっと広いようだ。たとえばTwitterでの炎上なども社会運動としての面があるという。2025/07/26

武井 康則

8
一応豊かな社会になり、食べる以外の不満が社会に出てきた現代、さまざまな社会運動が起こる。それを分析し解釈する。ただ、近代の運動を分析する故、論も新しくまだまだ未熟。ある論が現れたらその不全を補おうと次の論が出る。その論は補った結果、別の面を欠落させる。そんなで古い論が進化したわけでなく多くの論が併存しているのが今のようだ。だから本など書けるわけはないのだが、さまざまな運動が起こっている今こそ、不完全でも本にしてまとめる必要があるのではないかという責任感から著者は執筆しているようだ。真摯な姿勢で書かれて→2025/10/06

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