内容説明
タイヤに関する技術は、設計製作技術や力学的特性の解明による諸性能の改善に大きな進歩がみられるが、いずれも複雑で難解なものが多い。本書では、学生や技術者を中心に、広く一般に興味のある方々を対象にタイヤの基本を説明してから、その諸特性や発生している物理的現象をできるだけ簡単な模型と理論を用いて解説する。
目次
タイヤの歴史とタイヤ力学の経緯
タイヤの構造と特徴
タイヤホイール各部の名称と規格
タイヤに使用される材料の特性
タイヤの構造力学
タイヤの基礎特性
タイヤの動的特性
タイヤと路面間の摩擦
タイヤの摩擦と摩耗
タイヤのユニフォーミティ
タイヤの振動/乗り心地特性
タイヤのスタンディングウェーブ
タイヤ騒音
タイヤの接地特性
その他のタイヤ特性
タイヤの熱工学的解析の初歩
著者等紹介
酒井秀男[サカイヒデオ]
昭和7年6月28日~平成24年5月19日。三重県出身。昭和32年3月名古屋大学理学部物理学科卒業。昭和53年3月工学博士(東京大学)。昭和32年4月~昭和44年5月住友ゴム工業(株)。昭和44年6月~平成2年3月(財)日本自動車研究所。平成2年4月~平成15年3月大阪産業大学短期大学部教授。昭和45年4月自動車技術会学術賞受賞。昭和54年10月アメリカSAE,The A.T.Collwel Merit Award受賞。平成10年3月日本機械学会交通・物流部門功績賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 量子力学的古典力学