内容説明
日常のメンテナンスなど様々な場面で活躍する工具について国内外のブランド別の特徴を歴史的背景も踏まえて紹介する。さらには、最適な工具選びのためにその種類や使い勝手を分析。
目次
第1章 ネジにまつわる基礎知識と歴史的背景
第2章 アイテム別にツールを徹底比較(プラス2番の普通ドライバー17機種の使い比べ;プラス2番の貫通ドライバー11機種比較インプレッション;プロでも使う超便利なラチェットドライバー6ブランド比較 ほか)
第3章 世界のハンドツールブランド徹底研究(スナップオン(Snap‐on)
マックツール(MAC TOOL)
ハゼット(HAZET) ほか)
第4章 工具のある風景(インチネジを扱う東京のど真ん中にある“ネジ屋さん”「三和鋲螺」;ターボチャージャーを再生する現場「昭和」;トライアルライダーが営むバイクショップ「ライディングマスター」 ほか)
著者等紹介
広田民郎[ヒロタタミオ]
1947年(昭和22年)3月10日、三重県・菰野町に生まれる。三重県立四日市工業高校・工業化学科卒、早稲田大学第2文学部英文学科卒。PPS海外通信社社員のかたわらTBSテレビ番組宣伝部・外部ライター。1975年、内外出版社入社、雑誌「オートメカニック」「ヤングマシン」「月刊自家用車」の編集部員を経て、1990年(平成2年)よりフリーのジャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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六点
5
「人間の手の延長」である作業工具にはホームセンターや百均で手に入る物で十分であると思う人に全く想像できぬ深遠且つ精密な世界が広がっている。ぬこ田は日常工具を扱うことが多い職業に付いているが、普段テキトーに扱うヴェッセルのプラスドライバーが開発されるまでに幾つもの試行錯誤の過程があったことを知り「粗略に扱ってごめんなさい」という気持ちになった。なお個人持ち道具はKTCネプロスの信者であるが、しょっちゅう道具に負けてると笑われる程度である。終章の「工具のある風景」は工具を揃えたその彼方を瞥見でき必読である。2018/06/15
スプリント
4
まさに作業工具のすべてでした。門外漢ですが作業工具とメーカに秘められた歴史と工夫に圧倒されました。2014/12/13
へんかんへん
3
ちゃんと理解して描きたい2017/04/20