内容説明
F1に限らず現代のレーシングカーでは、空気力学が欠かせない技術になっている。高速で安定した走行を可能にするには、空気抵抗を小さくするだけでなく、空気の力で車体を路面に押し付ける必要があるからだ。本書では、そうした空気力学について、F1を中心に解説している。
目次
1 基礎編(空気の存在;走行抵抗の中の空気抵抗;走行する車に作用する力(6分力) ほか)
2 応用編(空力レギュレーション(92年と93年)
現在のF1と67年のF1
F1のボディと前後のウィング ほか)
3 歴史編(ダウンフォースより空気抵抗重視の時代;ウィングの出現と制限;ウェッジシェープ ほか)
4 空力の影響を受けたシャシー技術(ロッキングアーム式インボードダンパー;姿勢変化を防止するサスペンション;ウィングカー時代のサスペンション ほか)
-
- 和書
- 世界の林道 〈上巻〉