出版社内容情報
たった二週間の「感動」のために二兆円も遣ってしまった長野五輪。金にまみれた招致活動の赤裸々な実態、自治体の財政破綻、子どもたちの動員など、巨大イベントがもたらした自然と人間への破壊行為の全てを徹底検証する。大阪のみなさん、これでもオリンピックやりまっか?
第一部 金で買ったオリンピック
オリンピック招致の背景
長野冬季オリンピック招致委員会
オリンピックに群がってきた人たちの顔ぶれ
汚れた貴族たち
「たかり」に来たIOC委員たち
IOC委員たちの大名旅行
バーミンガムに流れた炭坑節
招致交付金返還訴訟
公開されない招致活動費の内訳
マネーロンダリング
「公用文書殷棄罪」で知事と市長を告発
「オリンピックは素晴らしい」という判決
第二部 オリンピックの自然破壊
長野県の自然の危機
自然保護団体と招致委員会との密約
関連施設建設による自然環境の破壊
テレビ映像のための自然破壊
移植された植物のその後
第三部 自治体の財政破綻
オリンピックで財政破綻
オリンピック間連道路事業費
大会運営費
リレハンメルと長野のオリンピック関連支出の比較
二週間の感動と二十年の貧乏
自治体の財政破綻
施設の後利用計画
第四部 オリンピック・ファシズム
オリンピック総動員態勢へ
「隣組」は生きている
オリンピック翼賛議会
オリンピック「御用」報道
信濃毎日「御用」新聞の責任
「犬のフンしかも八つ」報道
NHK・電通・共同通信社
もうお忘れでしょう、IOCの賄賂スキャンダル。でも歴史はまた繰り返されます。その時だけ騒いでもダメなんです。シドニーの次は何処なんでしょう?
内容説明
たった2週間の「感動」のお値段は2兆円。「借金」かぶった長野市民はダシだった。長野五輪の裏側の全貌。
目次
第1部 金で買ったオリンピック
第2部 オリンピックの自然破壊
第3部 自治体の財政破綻
第4部 オリンピック・ファシズム
第5部 オリンピックなんかいらない
感想・レビュー
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1.3manen
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- 和書
- 次世代の実証経済学




