内容説明
異国情緒溢れた街ハルピンで育った少女は、在満少国民として戦争をたたかった。敗戦後の混乱と引き揚げの辛酸、戦後６０年を生きて、満州国とは、戦争とはいったいなんだったのか、夕映えのスンガリーに問いかける。
目次
第１章 ハルピン再訪
第２章 満州育ち
第３章 在満少国民
第４章 敗戦
第５章 終戦から引き揚げまで（父の手記より）
第６章 保育への道
第７章 戦後の六〇年を経て
著者等紹介
勝山妍子［カツヤマヨシコ］
１９３１年神奈川県横浜市に生まれる。１９４３年ハルピン市桃山在満国民学校卒業。ハルピン市扶桑高等女学校入学。１９４６年帰国。１９４８年静岡県沼津女子商業学校卒業。１９４９年沼津市役所勤務。１９５２年劇団前進座座員となる。１９６８年保育士資格取得（保母）、ムサシノ化学（株）入社、企業内保育所をつくる。１９７４年青梅ゆりかご保育園設立に参加。１９７６年羽村市にかやの実保育園を設立。東京私立保育園連盟国際交流委員、羽村市外国籍市民よろず相談員（２００２年まで）、日本キリスト教団青梅教会に所属、青梅九条を守る会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- ぴりりと可楽！
