内容説明
「学校」だけが学びの場じゃない!学校は子どもたちにとって、楽しく、居やすく、充実感のある場となる必要がある。同時に、フリースクールやホームエデュケーションなどの多様な学びのあり方があることを知ってほしい。また、そこで成長する子どもたちの姿を伝えたい。フリースクール「東京シューレ」の15年の実践を中心に―ここにもう一つの生き生きとした居場所がある。
目次
1章 フリースクールとは(日本のフリースクール;世界のフリースクール;東京シューレとは;フリースクールと教育制度)
2章 東京シューレの活動と子どもたちの姿(子どもたちでつくる活動;プログラムの実際;日常のようす;ログハウスシューレ;フリースクールの子どもたち;新しい教育をひらく)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クローカ
3
10年以上前の本に難癖つけるのもアレな感じではありますが、これを『フリースクールとはなにか』というタイトルにしてしまったのは疑問を感じます。乱暴な言い方になってしまいますが、この書き方だと『東京シューレという名のカルト宗教』を賛美する内容にしか取れません(『五 フリースクールの子どもたち』の章などは特に、カルト信者の喜びの声のようで薄ら寒かったです)。『オルタナティヴな教育の場』としてのフリースクールが悪いわけではなく、書き方の問題でしょう。参考にはなりましたが、読むのが辛かったです。2011/05/22
hori_syu
2
「学校」だけが学びの場じゃない!というメッセージを強く訴えている一冊でした。たしかに、学校の生活がどうしても体質的に合わなかったりしてしまう子どもたちは少なからずいてします。その子どもたちを単純に“不登校”と呼び。区別してしまうのは少し疑問がある。冷静に、学校というものが今ある学校がすべてでななく、教育の在り方も多様化することが将来的にあってもいい。という視点を持たせてくれた一冊です。2010/11/28
ねっしー
1
学校教育ではできない「子ども一人ひとり」への取り組みが見られる。フリースクールは、アメリカなど諸外国の教育体制のように、個性や専門性を伸ばしていく場所。公教育をほぼ完全否定しているのはうーん、と唸ってしまったが、今後の日本社会を変えていくのであれば、このような教育スタイルが必要なのかもしれない。2014/02/07
ふじわらこじゅ
1
ここの人たちの生活は読んでて毎回面白いと思うけど、理念が生き方を自由に…みたいなスタンスなのに学校を批判していたりしていたりして、そこがちょっとあれ。2012/02/01
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- 和書
- ようちえんにいくんだもん