Grass roots
連合軍捕虜の墓碑銘

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  • サイズ A5判/ページ数 282p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784876482016
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0321

目次

第1章 出土した「認識票」の謎
第2章 玉音放送の後に殺されたパイロット
第3章 暴君が支配した収容所―大森収容所
第4章 地獄の航海
第5章 戦犯だった祖父と向き合って―釜石収容所
第6章 秘密の収容所―海軍大船収容所
第7章 相寄る魂―函館収容所の少年通訳
第8章 和解と癒し―元捕虜たちとの対話

著者等紹介

笹本妙子[ササモトタエコ]
1948年宮城県生まれ。1971年東京女子大学卒業後、記録映画会社勤務を経て、フリーランスの放送ライターに。NHK、民放各局で主に教育、家庭、医療、社会教養系の番組制作に関わる。仕事の傍ら、1997年頃より英連邦戦死者墓地の調査に取り組み、1999年、『京浜地区の捕虜収容所・中間報告書』を自費出版。2002年3月、全国の調査仲間とともに「POW研究会」を発足。現在、同会の共同代表
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感想・レビュー

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fwhd8325

27
暑く寝苦しい明け方、ラジオ深夜便を聴いていたら、著者笹本さんが出演されていて、日本で行われた捕虜の虐待について話されていた。前後して、日経のコラムで立川事件に触れており、思えば、受けた側の立場では見聞きしていましたが、国内で起きた捕虜の虐待については、全く知らなかった。「私は貝になりたい」で描かれていたことのみでした。この著書は息苦しくも、目を背けてはいけないと思いながら読み終えました。もっと事実は事実として語り継がれるものだと思います。2018/08/19

しんこい

2
太平洋戦争の時の捕虜収容所が日本にもこんなに沢山あちこちあったとは知りませんでした。労働も過酷だし、味方の空爆にもまきこまれたり悲惨です。 昔大船に住んでいましたが、そこにもあったとは全く気付きもしませんでした。2011/11/13

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