内容説明
万国博覧会を背景に語られる物語の数々…。老いた日本人とフランス人が、万博という比類のない空間の中でお互いの人生、過去、出会い、文化を分かち合う。
著者等紹介
テステュ,ベルナール[テステュ,ベルナール][Testu,Bernard]
1955年フランス、ヴァンデ県フォントネ・ル・コンテ生まれ。1978年海軍主計局学院、1989年国立行政学院(ENA)卒。卒業後、10年間海軍主計官として勤務。ミシェル・バルニエ環境大臣官房長官、コレット・コダチオ世代間連帯大臣官房副長官を経て1998年リスボン国際博覧会フランスパビリオン政府代表になる。以降、万博のエキスパートとして、2000年ハノーバー国際博覧会フランスパビリオン政府代表、2005年日本国際博覧会フランスパビリオン政府代表、同国際博覧会陳列区域政府代表運営委員会議長。2010年に開催予定の上海国際博覧会フランスパビリオン政府代表に任命されるなど、世界を飛び回っている。1997年博覧会国際事務局(BIE)副議長。2001年からエーヌ県県議会議長、同議会共和国連合(現UMP民衆運動連合)グループ議長(2002年11月まで)。1999年フランス国家功労賞シュヴァリエを受賞
横川晶子[ヨコカワアキコ]
九州大学大学院及び学習院大学大学院博士課程修了、フランス近代文学専攻。1991年から92年までフランス政府給費留学生としてパリ第四大学博士課程に在籍、DEA(博士論文執筆資格)取得。放送大学等フランス語講師。訳書に『HELL私の名はヘル』、『黄金の声の少女』等があるほか、オペラ歌詞対訳、音楽番組の字幕制作などを手がける
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