小学生の不登校はこうしてなおす

吉岡 泰生【編著】

講談社ビジネスパートナーズ（2003/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 285p／高さ 22cm
• 商品コード 9784876016594
• NDC分類 371.45
• Cコード C0037

内容説明

行きたいけれど行けない不登校の子どもと親の切なる願いを叶える本。継続登校に力を注ぐ著者ならではの克服方法を満載。

目次

序章　子どもはやっぱり学校に行きたかった
第１章　しまった！子育て間違った！
第２章　不登校をなおす「母親講座」
第３章　親が学ぼう、こうしてなおす「親の学校」
第４章　克服への試み
第５章　不登校はこうしてなおしていく

著者等紹介

吉岡泰生［ヨシオカヤスオ］
１９４０年、大阪府生まれ。体育指導員、青少年指導員、青年会議所、ロータリークラブなどを通じ、一貫して青少年問題や親子問題に取り組む。『親子問題研究所』を主宰し、嫁・姑の問題、子育て・家庭教育の問題、不登校、家庭内暴力の相談・指導に当たる。１９８８年、不登校を克服した母親たちを中心に、『不登校サポート協会』を設立。１～２年間の長期欠席児童を元の学校に戻す手法を確立。２００３年現在、８００人の不登校児童を学校に戻している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[小林だいすけ]

不登校はほぼ100%親のせい、だから、親が変わればほとんどが直る、学校に行かないような子に育ててしまってごめんなさいという気持ちからスタート、 そんな本。 ほとんど100%の確率で、８００人以上を登校させてきたという、強烈な本。 基本的に、学校にはほとんど何も求めておらず、全て親の変革と、自分が運営する団体で解決する、という本。 強烈過ぎて誰にも勧められない本、、、 もし我が子が不登校で、本気でお金も労力もかける気があるなら、依頼する価値はあるかもしれない。

2016/11/29

[lala]

登校しようという気持ちが芽生えたら、そこから登校の準備をしっかりしてあげないと。登校の話が出たら参考にします。ともあれ、まずは親の意識改革。不登校のお子さんがいる親向けの本でした。

2011/04/14

[ねええちゃんvol．2]

★★☆☆☆　大阪市の不登校サポート協会の指導法。子どもが不登校中の「親の法律」など親の変え方。よくある市などの指導機関での指導では、不登校は治らない。公機関の人間には、親のここがおかしい、改善するべきだ、などとは言えない為。

2010/01/15

[後藤か]

不登校の保護者以外が読むと「ふざけんな。いつの時代だ」と思うほどの破天荒な本。不登校は100％保護者のせいだと言い切っている。そんな保護者に問題があるのだから保護者が変われという本。トンデモ本かと思ったけど最後の不登校の改善への道筋は勉強になった。安易に待つだけではいけない。これはその通りだと思うし、保護者が変わって周りのサポートを得られれば不登校は確かに改善するだろうと思う。

2023/07/06