出版社内容情報
《内容》 年々進歩する消化器領域の最新情報と治療方針を隔年ごとに整理し，簡潔にまとめた最新版．巻頭トピックスでは，「NASH」「小腸内視鏡検査」ほか，最近注目の話題について解説．各論として，疾患ごとに診断確定後の基本的治療方針，処方の実際から生活指導までを詳述．治療に関する最新のトピックスも紹介し，臨床現場でよりどころとなる一冊．
《目次》
【主要目次】
巻頭トピックス
１ 注目されてきたNASH
２ ウイルス肝炎に対する新しい抗ウイルス薬
３ 遺伝子発現と肝の病態―マイクロアレイを用いた解析
４ Helicobacter pylori除菌と胃癌予防
５ 小腸内視鏡検査法の進歩
６ CTを用いた消化管の三次元診断
７ 炎症性腸疾患の抗サイトカイン療法
８ 消化器癌化学療法と遺伝子多型―テーラーメイド医療にむけて
９ 消化器癌に対する分子標的治療の展望
１ 消化器疾患の主要な治療手技
１ 生体肝移植
２ 内視鏡的止血法
３ ステント治療
４ 胃瘻造設術
２ 消化器疾患の主要な対症療法
１ 腹痛
２ 悪心，嘔吐
３ 吐血，下血
４ 下痢
５ 便秘
３ 消化管疾患
Ａ 食道
１ アカラシア
２ 食道炎，食道潰瘍およびGERD
３ 食道静脈瘤
４ 食道癌
Ｂ 胃・十二指腸
１ 急性胃炎・AGML
２ Mallory-Weiss症候群
３ 慢性胃炎
４ functional dyspepsia
５ びらん性胃炎
６ 消化性潰瘍
７ 消化性潰瘍の合併症
８ 胃良性上皮性腫瘍
９ 胃粘膜下腫瘍
10 胃MALTリンパ腫
11 胃癌
12 胃切除後障害
Ｃ 腸
１ 急性腸炎
２ 抗生物質による腸炎
３ 腸管感染症
４ 吸収不良症候群
５ 蛋白漏出性胃腸症
６ 急性虫垂炎
７ 潰瘍性大腸炎
８ Crohn病
９ 腸結核
10 虚血性大腸炎
11 過敏性腸症候群
12 小腸の良性腫瘍
13 大腸ポリープ・ポリポーシス
14 大腸癌
15 大腸憩室疾患
16 イレウス
17 偽性腸閉塞症
18 放射線大腸炎
19 非特異性小腸潰瘍症，Behcet病
20 痔核・痔瘻・裂肛
Ｄ 消化管全般にわたるもの
１ 膠原病の消化器病変
２ 消化管悪性リンパ腫
３ 横隔膜ヘルニア
４ 消化管カルチノイド
５ 急性腹症
４ 胆・肝・膵疾患
Ａ 肝
１ A型・B型急性肝炎
２ C型急性肝炎
３ 劇症肝炎
４ B型慢性肝炎
５ C型慢性肝炎
６ 自己免疫性肝炎
７ 薬物性肝障害
８ アルコール性肝障害
９ 脂肪肝
10 肝硬変
11 原発性胆汁性肝硬変と原発性硬化性胆管炎
12 代謝性肝疾患
13 肝膿瘍
14 肝寄生虫症
15 肝嚢胞（非寄生虫性肝嚢胞）
16 肝良性腫瘍
17 肝細胞癌
18 胆管細胞癌
19 転移性肝癌
Ｂ 胆
１ 胆道閉鎖症（先天性胆道閉鎖症）
２ 胆道感染症
３ 胆嚢・胆管結石症
４ 胆嚢・胆管癌
Ｃ 膵
１ 急性膵炎
２ 慢性膵炎
３ 膵嚢胞性嚢胞
４ 膵臓癌
巻末付録
消化器系薬剤一覧表
