内容説明
最古の書体である「篆書」の造形に、行書の運筆の滑らかさ、草書の省略美、仮名の曲線美等を移し込み、さらに淡墨の豊かさも加えて、新たな表現を生みだした書家・松川昌弘。その「造形」は、「言葉」を美しく絡め取り、両者の豊かな融合世界へと導くのである。
著者等紹介
松川昌弘[マツカワマサヒロ]
1955年熊本生まれ。東京書作展常任運営委員。1982年筑波大学芸術研究科修士課程修了。1991年東京書作展特別賞受賞。個展多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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