内容説明
顧客知主導の小売経営こそが成功の秘訣。世界各地の豊富な成功事例を紹介しながら、顧客知経営のノウハウを初めて公開する。
目次
小売業は今…―米国市場における顧客情報の進化
顧客情報の活用事例
顧客中心の環を完結する
顧客にフォーカスしたマーケティング（ライフサイクル主導型・顧客の細分化；マーケティング主導型・顧客の細分化）
顧客知戦略の成功要因
顧客知戦略の実践
最先端を行く個客対応小売業―リテール・トゥ・ワン・ザ・リーディング・エッジ
著者等紹介
ホーキンス，ゲーリー［ホーキンス，ゲーリー］［Ｈａｗｋｉｎｓ，Ｇａｒｙ］
小売業の顧客データに関する世界的な権威のひとりとして広く知られている。国際コンサルタントのリーダー、経験豊富な小売業者、しかも作家として独自の見解を打ち出している。彼は小売業に対して顧客データを正しく使った戦略を強力に展開するための貴重な知見を披瀝する。また、ホーキンスストラテジックの社長として、現在、北南米、欧州、アジア全域の様々な小売業界で活動する。膨大な量の顧客データを収集するために必要なメカニズムや企業の財務、経営、オペレーション環境で使う貴重なデータの構造などについて教育している。また、ニューヨーク州シラキュース市の独立系大型スーパーマーケットグリーンヒルズの最高経営責任者（ＣＥＯ）でもある。彼の影響を示す例として、ある雑誌がグリーンヒルズを“アメリカ一番の小規模食料品店”と評した。この評価は主に顧客情報の活用における成功によるところが大きい。ニューヨーク州シラキュース市に住んでいる
青木輝夫［アオキテルオ］
１９６６年、慶応義塾大学商学部卒業、同年、三菱商事（株）入社。１９７６年、スタンフォード大学経営修士（ＭＢＡ）。１９９２年、三菱商事（株）食料統括部長、役員待遇を経て、２００３年、（株）ローソン、取締役兼専務執行委員に就任。現在、（株）ローソンＣＳカード、代表取締役社長
町田守弘［マチダモリヒロ］
１９６５年、慶応義塾大学経済学部卒業、中央大学商学部大学院会計学専攻。１９６９年、三菱電機（株）入社、コンピュータ事業のＳＥ、営業を経験、流通分野のパイオニア。１９８８年、初代の流通ビジネス統括部長として、海外視察も数多く経験し、欧米の最新の小売事情に精通。１９９８年、（株）ジェー・ケー・エスを設立、社長兼ＣＥＯ。流通分野のビジネス・インテリジェンスのソフトウェア開発と顧客戦略、バランス・スコアカードのコンサルティング業務を行なう。２００２年、中小ソフトウェア会社のコンソーシアム“羅針盤２１”を結成
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