内容説明
平成5年12月に改訂新版「SE育成読本」を発行してから5年近くになります。今回、変化が激しいこの時代にあって「SEとして仕事にどう取組んで行くべきか」という点に着目して、項目の入れ替え、内容の更新、資料の改訂などを行い「新SE育成読本」を出すはこびとなりました。さて、本書は情報処理の世界の門をこれからノックしようとしている若い方々を対象に、「情報システムとはどういうものか」というアウトラインを掴んでいただくために書かれました。皆さんがこれから運命を託されようとしている分野の全貌を掴んでいただくために、長年の経験を積み、時には辛酸をもなめてきた先輩達が自分の体験から心を砕きながら書き記したものです。
目次
最近のトピック(人にやさしい情報システムを;グループウェアは情報共有のプラットホーム ほか)
情報処理技術者(ソフトウェアハウスの新しい役割;オープン・システムが開く新世界 ほか)
情報処理技術者の仕事(オブジェクト指向は21世紀の救世主;SI事業を目指し変貌するソフトウェアハウス ほか)
情報処理のツール(新技術の活用で先行者利益を;新技術に挑戦しよう ほか)
今後の動向(ネットワークが社会を変える;転職するときの法律常識 ほか)